でも実際のメリット・デメリットどうなんだろ…?そんな疑問に答えます!
ぼくは仮想通貨に2017年2月から参入しました。当時、コインチェックではじめて仮想通貨を買ったとき、
「こんなにかんたんに仮想通貨が買えるのか!!」
と驚いたことを覚えています。本記事ではコインチェックを解説します。
本記事の内容
これから仮想通貨をはじめてみたい・コインチェックを使ってみたい方向け
- コインチェックのメリット・デメリットを解説
- コストはかかるが…結論としては初心者にコインチェックはおすすめ
コインチェックは2018年1月にNEMが盗難され多くの被害を出してしまいました。その後はマネックスグループの傘下に入り体制を変更し、見事に再出発をしました!
一度起こしたことは二度と起こさない。
そんなコインチェックを解説していきます!
タップできる目次
コインチェックとは
コインチェックの始め方がわかる4分の動画です、先にチェック!
記憶に新しい2017年1月にコインチェックがハッキングされ、大暴落の引き金となりました…!当時最大の300億円以上の被害額です。
その後、マネックスに買収され見事に復活!
変わらずの使いやすいアプリで初心者には使い勝手抜群です…!
アルトコインの取り扱いも多く、ワンタップでかんたんに購入可能。
カンタンな反面、アルトコインは販売所方式のため手数料が割高です。コストを抑えたいなら他の取引所で買うのがいいですね。
とはいえ、初心者はまずはコインチェックでカンタンに買うことから始めるのをおすすめします。
メリット:初心者OK!使いやすくわかりやすい!

コインチェックのメリット・デメリットを確認します。
メリット
- 取り扱い銘柄が18種類
- アプリがはじめての方にも使いやすく、かんたんに買える
- 注文が通らないことがない
- 貸仮想通貨サービス(レンディングサービス)がある
- 毎日積立サービスがある
- (参考)おもしろい取り組みをしている
メリット①:取り扱い銘柄が18種類
ビットコインの他に、アルトコインと呼ばれる通貨を取り扱っていて合計18種類から選べます。
日本にはこれ以上取り扱っている取引所はなかなかありませんね。
選べる楽しさがコインチェックにはありますね。
▼取扱銘柄
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- リスク(LSK)
- サンド(SAND)
- ステラルーメン(XLM)
- リップル(XRP)
- ネム(NEM)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- モナコイン(MONA)
- クアンタム(QTAM)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- アイオーエストークン(IOST)
- エンジンコイン(ENJ)
- オーエムジー(OMG)
- パレットトークン(PLT)
- シンボル(XYM)
- ポルカドット(DOT)
ただ、注意が必要なのはシンボル(XYM)は送金・貸付(Coincheck貸暗号資産サービス)のみの取り扱いのみとなります。
他の取引所との比較
Liquid(リキッド):5種類
ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、リップル、QASH(Liquidcoin)
ビットバンク:6種類
ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、リップル、モナコイン
上記取引所と比較してもコインチェックは多くのアルトコインを取り扱いっていることがわかりますね。
メリット②:アプリがはじめての方にも使いやすくカンタンに買える
コインチェックのアプリのは直感的に操作できとても使いやすいです。
今までの投資って難しそうなトレード画面をにらめっこして取引するから難しそうだと思っていた方でも問題ありません。
シンプルに自分が気になる銘柄を選んで、購入か売却を選ぶだけで大丈夫です!
メリット③:注文が通らないことがない
仮想通貨は大きな値動きが頻繁に起こります。
そのようなときは取引所に注文が殺到し、取引所のサーバーがダウンしたりで注文が通らないことが多々。
もう一度ビットコインをやることも考えたけれど、ビットコインは、単純な値動き以外にもイライラする要素がたくさん(注文が通らないとか)なので、サイト作成とかに集中できなくなると思って断念。
— 家賃まる~( ・∇・) (@yachin_maru) 2019年4月9日
注文が通る前に下落、置いてかれることがある方も多いと思いますが、コインチェックの注文は「通ります。」
サーバーも強く、販売所形式をとっているため、自分の欲しい価格でマッチングせずに置いてかれる場面もありません。
暴落時・暴騰時、注文が通らずに置いてかれてるその一瞬で、コインチェックの手数料分は余裕でとれますからね。(方向さえ間違えなければ)
メリット④:仮想通貨サービス(レンディングサービス)がある
通貨を貸し出すかわりに、金利収入を得るというサービスをコインチェックが行っています。

長期保有していて、さらに長期を保有している前提の方は、貸仮想通貨サービスを使えば有効活用できますね。
ただし途中で引き出すことはできないので注意が必要です。
※取引所が倒産した場合の補償はありません。
メリット⑤:まいにち自動積立ができる

Coincheck(コインチェック)つみたて毎月、または毎日一定額の仮想通貨を自動的に積み立ててくれるサービスです。
ユーザーの銀行口座から毎月固定額を自動引き落とし、希望金額を積み立てすることができます。
もちろん買付けは自動的に行われるため、買い付けのタイミングをはかったり取引所の注文を管理したりという手間はいっさいかかりません。
「どの通貨に投資するか」・「毎月の投資額をいくらにするか」を決めれば、あとは勝手に積み立ててくれるサービスです。
忙しいサラリーマンや主婦の方におすすめできる投資法です。
さらに、積立金額も1万円から積み立てることができます!
※毎月10万円まで
ぶっちゃけですが、これだけでも利用する価値がありますよ…!
個人的にも満額(10万円)を積み立てています。
詳しくは、Coincheck(コインチェック)自動積立に毎日つみたてプランが誕生!仮想通貨積立のメリット・デメリットを徹底解説!をご覧ください。

(参考):おもしろい取り組み
コインチェックでんき(電力自由化による参入)とコインチェックガス(ガス自由化による参入)サービスを行っています。
コインチェックでんき

下記2つのパターンがあります。
- ビットコイン付与プラン 毎月1%〜7%をビットコインで還元
- ビットコイン決済プラン 1%〜7%お得
付与プランは、今までの電力・支払い方法で電気料金の1~7%が、ビットコインとしてCoincheckウォレットに毎月貯まります。
決済プランは、電気料金をビットコインで支払うことで既存の電力サービスよりも1〜7%おトクです。
いつもと何も変わらずに電気料金を支払うだけで、ビットコインが貯まっていくなんて良サービス。
▼エリアによって付与率が異なります

コインチェックガス

こちらも2つのパターンがあります。
- ビットコイン付与プラン:ガス使用料金の3%が付与
- ビットコイン決済プラン:ビットコインで支払うことで、使用料金に3%の割引

いつもと何も変わらずにガス料金を支払うだけで、ビットコインが貯まっていきます…!
ガス料金はいつのまにか値上げされていることも多いので見直しも含めて検討するといいですね。
デメリット:コスト(手数料・スプレッド)がかかる
コインチェックのアルトコインの手数料(スプレッド)は変動しつつも、1%~3%程度かかります。購入額が大きければかなりの手数料がかかります…。
長期保有でホールドするのであれば(仮想通貨の値動きなら)そこまで気にする必要はないですが、短期でまわしていくには不利。
コインチェックは販売所と取引所の2つの取引方式があります。
ちがいは仮想通貨を取引する相手、さらにコストが大きく異なります。
取引所・販売所の手数料の違い:
- 販売所(アルトコイン):コスト大!会社が設定した金額で売買する。取引相手はコインチェック
- 取引所(ビットコイン):コスト小!レートの額により売買する。取引相手はユーザー
ビットコインは取引所

取引所は、ユーザー間で仮想通貨の売買を行います。
※取引所で扱っている仮想通貨はビットコイン(BTC)だけであることに注意!
板と呼ばれるレートと注文量を確認し、他のユーザーとの間で取引をします。
なので、自分の買いたい・売りたい価格に板があればスプレッドなしで買うことができます。
※画像ではスプレッドが少し開いていますが、指値がさされば自分の買いたい・売りたい価格で約定します。
つまり、かかるコストはありません。
アルトコインは販売所
買いと売りで価格差がかなりあります。これがコインチェックの取り分(手数料)です。
※この価格差の事をスプレッドと呼びます。
つまり、その差は販売所の手数料となり販売所の利益となっています。
無駄に手数料を取られないようにするには、取引所方式の取引所で買うことです!
販売所はデメリットだけじゃない
ただし、手数料を取られるもののデメリットだけじゃない場合もあります。
- 暴騰時の初動時、売り抜け時の場合
- 大量に決済する場合
暴騰時や売り抜けたい時、指値を出しておいても刺さらずにおいていかれる場合がありますが、そういったときも販売所はすぐ決済できます。
大量に決済する場合はメリットもあります。
大きな金額を板に並べるとその注文で価格がかなり動きます。さらに、買い集めるのにここまでの売り注文がないと約定しないので時間がかかります。
その点、販売所は表示されている価格で決済されるので、大きな変動はなく決済できます。
要は、使い方次第で販売所のメリットはあるということですね。
追記:大口専用のOTC取引が開始されました。
概要
大口OTC取引サービスは、大口取引のお客様を対象に、魅力的な価格で仮想通貨を売買いただくことができるサービスです。
- 大きな金額の仮想通貨を一括で素早く取引することが可能
- 魅力的な価格での取引が可能
板を消費するよりはメリットありそうですね。
コインチェックの評判・口コミ
ビットコインはまだ板でも人はいるんですけど
その他XRPでさえ人少なく
ETH、LTC、BCHは壊滅的レベルで人居ない。今の時期に(銘柄によるけど)100万やそれ以上仕込むのなら、コインチェックでスプレッド払った方がいいかもです。
10万ならまだ買えるかもですが
100万超えると間違いなく板が飛びます— ₿えみゅふぇず㋿🌎バーチャル美少女🌏oʇɗʎɻƆ ʂՐ (@PhaseEmily) 2019年4月2日
今日はイーサリアム上がって利確🤗
反発したら買い戻し予定🤔ちなみにコインチェックはアプリが見やすいから入れてるだけで1円も入ってません笑
手数料ゼロの取引所の方が断然お得💴
今はネガティブキャンペーンからの復活の兆しで、プラス収支楽です🤤
始め安いと思います💴#仮想通貨#ETH pic.twitter.com/eBS0XvhlWS
— きりたん@マネージャー (@kiritan_46) 2019年4月8日
コインチェックのシェアボタンいま気付いた
いつのまにかいろいろ変わってて資産推移も見れるようになってるしこれはNo.1アプリですわ pic.twitter.com/6R7SnMnBgo— カズト (@nomad_btc) 2019年4月5日
アプリに使い勝手は好評です。
デメリットにもある通り、スプレッドの広さは今後の課題ですね。
Coincheckつみたてに「毎日つみたてプラン」が追加されました🎉
・毎日自動積立できるプランです。
・月に1度に比べて相場変動を受けにくいです。ユーザーのみなさまからもご要望の多かったプランです。
是非、ご活用ください!https://t.co/RepcdKMPAC” https://t.co/RepcdKMPAC pic.twitter.com/2ETbbGSUo6— 大塚雄介 #StayHome (@yusuke_56) March 3, 2020
2020年3月に毎日積立ができるプランが発表されました。
これまでは毎月だったので値動きが激しい仮想通貨にはぶっちゃけ微妙…と思っていたのでこれで解消ですね。
ただしスプレッドがあると思うのでコスト面はこれから要確認します。
実際に使っています!
ぼくもコインチェックは使っています。
カンタン・手軽に買えるので、気が向いたときにポチポチと買っていますよ。笑

アマゾンで買い物をする感覚で気軽の仮想通貨が買えるのはいいですよね。
国内でアルトコインの取り扱いも一番多いのでかなり重宝します。
セミナーに参加しました!

あの有名な大塚さんのセミナーに参加してきました…!
いやー生大塚さん、めっちゃ興奮したw
コインチェックはとにかく仮想通貨をもっと身近に、そして仮想通貨をはじめてほしいという熱い思いを感じました。
そのためにも、トレード以外にでんきやガスといったサービスを展開し仮想通貨に触れられるような仕組みを作っているとのことでした…!
初心者の方にやさしいつくり、超同意です ( ・ㅂ・)و ̑̑
今日のセミナーでコインチェックの大塚さん@yusuke_56とお話しできたんですけど、ものすごくフランクで話しやすくおもしろかった! pic.twitter.com/gx1MHBH9lD
— のがさん@30代運用男子!! (@noggylog) November 16, 2019
初心者に超おすすめ!
無料で口座開設。5分程度でカンタンに登録できます
口座開設方法
コインチェックでの口座開設の方法は、3段階をふむ必要があります。
- アカウント開設
- SMS認証
- 本人確認
まずは、コインチェック公式サイトにアクセス。
メールアドレスの登録、またはフェイスブックを利用して登録しましょう。
その後、電話番号を登録し、SMSの受信を確認します。
SMSに送られてきた番号を入力することで次の画面へ進むことができます。
最後に、本人確認です。本人確認に使用できる書類は基本的には次のようなものがあります。
本人確認書類:
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- パスポート
- 住民基本台帳カード
- 顔社写真入りのマイナンバーカード
- 在留カード
また、本人確認書類とあわせた本人の顔写真が必須です。

以上の段階を踏み、アカウント開設となります。
その後、自分の住所に送られてきた書類受け取れば開設完了です!
二段階認証方法
コインチェックの開設にはSMSやGoogleの認証アプリを利用した二段階認証方法があります。
二段階認証のためにはGoogleアプリの1つである、Google Authenticatorを利用します。
コインチェックのサイトから「認証する」画面にQRコードが表示、アプリで読み取ります。
アプリに6桁の数字が表示されるので、コインチェックのサイトにその数字を入力すれば認証完了です。
入金方法

コインチェックへの入金方法は3種類:
- 銀行振り込み
コンビニ入金・クイック入金→ 現在停止中クレジットカード→ 現在停止中
銀行振り込みは銀行への手数料はかかりますが、コインチェックへの入金手数料がかからず、コンビニなどからでも可能です。
コンビニ入金は、画面で入金額を入力後、決済に必要な情報が表示されます。
クイック入金はペイジー決済ともよばれ、パソコン・携帯・ATMから入金できます。
24時間365日対応。
※クレジットカードでの仮想通貨の購入は流出雨事件以降、現在も停止中。
出金方法

日本円の出金は、出金申請から出金できます。
※コインチェックでは、アカウント名義以外へ出金はできません。名義が異なる場合は、登録情報よりカナ氏名の変更を行いましょう。
口座情報を間違えていた場合は、アカウントへ返却されます。
※基本的に通常申請日を除き2銀行営業日後の反映となっています。
※出金手続きが完了した場合はキャンセルできません。
出金申請のキャンセル方法は、メニュー画面から「出金ページ」へアクセスし、「日本円出金履歴」よりキャンセルすることができます。
キャンセルはアプリから行うこともできます。
送金・受け取り方法

コイン送金の操作は、まずメニュー画面から「コイン送金」を選択します。
送金したいコインを選び、注意事項を確認したあと送金を行ってください。
※新規アドレスの場合は、あて先の登録から行いましょう。
送金金額を入力し、送金をクリックしましょう。
購入・決済方法
購入・決済方法はめちゃくちゃ簡単です。
欲しいコインを選択して、購入か売却をポチッとおして数量を入力すればOK!
初心者が本当に使いやすいインターフェースとなっています。
コインチェック最新ニュース!
コインチェックの最新ニュースをまとめています。
コインチェックは2020年7月21日から「ベーシックアテンショントークン(BAT)」の取り扱いを開始しました。

BATは不要な広告をブロックするプライバシー保護を重視したブラウザ「Brave」と並行して開発されたという変わった生い立ちを持っています。
BATを手に入れたい場合は、コインチェックなどの仮想通貨取引所で購入するほか、「Brave」で広告を許可した場合に対価として付与されます。
2020年8月27日現在、1BAT=約37円です。
【役員の異動に関するお知らせ】
2019年9月10日付で、当社創業者の和田が副社長執行役員に就任いたしました。https://t.co/I48atdBZma— Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) September 11, 2019
前社長の和田さんが副社長になりましたね!
【本日から】大口OTC取引サービスの時間拡大
本日より、Coincheck(WEB)で提供する大口OTC取引サービスの取引対象時間を「平日10:00〜17:00」に変更いたしました。
本サービスでは、大口取引を行う際に魅力的な価格で仮想通貨を売買いただけますので、ぜひご活用ください!https://t.co/pQNCug8aiM— Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) September 9, 2019
利便性アップしてます。
【プレスリリース】
コインチェックはマクロミルと連携し、マクロミルポイントを仮想通貨に交換できる新サービス『Coincheckアンケート』を2019年9月10日より開始いたします。 https://t.co/HxVih7WxHx— Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) September 4, 2019
ポイントで仮想通貨が買えるようになりました!気軽にポイントで仮想通貨が買えるようになりましたね!
※ちなみにビットフライヤーはTポイントで買えます!
【祝・5周年🎉】
本日、#Coincheck はサービス開始から5周年を迎えました。
いつもご利用いただいている皆さま、ありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。画像は、当時のランディングページです🖥️#コインチェック #仮想通貨 #Bitcoin pic.twitter.com/NeidyuYtF8
— Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) August 19, 2019
コインチェック事件とは

コインチェックは2018年1月26日、システムへの不正アクセスによって、顧客約26万人の資産5億2,300万NEMが流出したことを確認しました。
流出したNEMは、当時のレートで換算するとなんと580億円にものぼります。
今回の事件で、取り扱っていたすべてのNEMが流出してしまい、NEMの入金を制限したり、取り扱い全通貨の出金を停止したりするなど対応に追われました。
不正アクセスからわずか20分という短い時間での犯行。
そしてそれは、コインチェックの「セキュリティ管理の甘さ」が原因だということがわかってきたのです。
今の仮想通貨市場の冷え込みを思うと、つくづくコインチェック事件が悔やまれる。CMもバンバン流れていたし大量の資金が市場に流れこんでいただろう。まあ法規制や枠組みの整備のきっかけになったと納得するしかない。
とは言えこりゃかなり時間かかりそうですな…。🚀🚀🚀— ALOHAクリプト@XRP🚀🚀🚀 (@Beginnersripple) January 4, 2019
マルウェアに感染

犯行がおこなわれた1月26日以前、コインチェックの複数の社員あてに、ある一通の英文メールが届きました。
そして、ある社員がメール内のアドレスをクリックしてしまったことからマルウェアに感染し、不正アクセスを許してしまうこととなり今回の事件につながったのです。
通常、送られてきたメール内のアドレスをクリックすることは、パソコンやインターネットを扱う人であれば、それが危険であることは十分に承知のはずです。
しかも、国内大手の仮想通貨取引所の社員であれば、どれだけ危険なものであるかは容易に判断できたはず。
それが意図もたやすくクリックされてしまったのにはワケがありました。
犯人は事件の半年ほど前から、偽名を使ってコインチェックの複数の社員と交流を重ねており、そのたった半年間でシステム管理者を特定したあと不正メールを送りつけたのです。
いくらセキュリティが厳しくても、
「信頼している人からのメールは開くだろう」
「必要があればメール内のアドレスもクリックするだろう」
という人の心理に漬け込んだ犯行だったのです。
ことしは1月の最初の新聞の一面から仮想通貨の話題を見て、社会に浸透していく一年になると思っていたが、コインチェック事件が水を差したのは間違いない。仮想通貨自体になんら問題はなく取引所のセキュリティがきっちりと強化されていれば有益なものだという認識がここから広がっていくことを望む。
— TKK@ハマー🐯けぇつぅ🍆 (@_tkk_) February 1, 2018
ホットウォレットで管理していた
そもそも、セキュリティ管理の甘さが今回の事件につながったのですが、コインチェックはホットウォレットで管理をしていたのです。
ホットウォレット:
秘密鍵をオンライン上に保存すること
コールドウォレット:
オンラインから切り離して保存すること
コールドウォレットはインターネットに接続されていませんので、不正アクセスや情報の流出が防げるため仮想通貨をハッキングの脅威から守ることができます。
しかしその反面、システム構築が難しくコストが高くなりがちです。
一方のホットウォレットは、インターネット上に秘密鍵を保存していますので、情報の書き換えがしやすく利便性が高い反面、外部から簡単にハッキングされてしまいます。
事件当時、コインチェックはNEMの秘密鍵をホットウォレットに保存していたため、不正アクセスがあった際に容易に仮想通貨を流出させてしまったものと見られています。
【ラジオで伝えたかったこと】
・今回のコインチェック事件は、取引所の管理体制の問題であり、NEMが悪いわけではない・「絶対儲かる」と誘って来る人は、詐欺の可能性が高い
・今回のコインチェック事件は自分のウォレットで管理すれば被害はなかったし、自分はそうしている
大体言えたかな? https://t.co/qigHYkZ1fR
— ポイン@ハイパーニート (@poipoikunpoi) February 4, 2018
NEM流出後のコインチェックの対応
NEM流出後の2018年1月28日、会見で被害者約26万人に対し、コインチェック社による補償を発表し、日本円での返金をすると明言。
同年3月12日から開始された補償は460億円にものぼりました。
コインチェック社がこれまでいかに高収益をあげていたのか考えると目を見張るものがありますね。
コインチェック、結局ぜんぶきちんと返ってきた。30万ほど残して、仮想通貨も日本円も全部送金&出金。→OK。
取引所分散せなあかんし、何だかんだ言って便利なのでまた使わせてもらいます。しかし、流出した額面補填して、営業続けるってすげえ体力やなあ。破綻まで覚悟してたのに。
— 伊神シロ (@shiroigami) March 17, 2018
マネックスグループに買収、その後再開へ

2018年4月6日、コインチェック社はマネックスグループの子会社になることを発表しました。
コインチェック社を買収することで、ブロックチェーン技術やフィンテックの活用を促す目的を達成しようとしています。
コインチェック社は今後マネックスグループの傘下企業となり、仮想通貨を幅をさらに広げようとしています。
社長交代
事件当時社長だった和田さんは、事件の責任をとり退任し、現在は執行役員を務めています。代わりの新社長はマネックスグループの勝屋敏彦が就任。
→その後経営体制の変更があり、社長は蓮尾 聡氏、副社長に再び和田氏となっています。
NEM流出事件で失った信頼と信用を取り戻すことが重要だとしています。
また、勝屋社長はコインチェックのセキュリティを強化し、コインチェックの立て直しを明言しています。
2019年1月11日には、みごと「みなし業者」から「正式業者」へと認められることになりました。
※これまで以上のハッキングに対する防御やマネーロンダリングの対策などが金融庁から評価された結果。
現在の状況:開始・未開始まとめ

現在の状況をまとめました。
- 再開されているもの
- 未再開のもの
再開されているもの
現在は現物取引に加え、電気料金の支払いでビットコインがもらえる「コインチェック電気」や、自分のウォレットに保有している仮想通貨を貸し出す「貸仮想通貨」も開始しています。
再開されたもの:
- 現物取引
- コインチェックでんき
- 貸仮想通貨 など
未開始
コインチェックが提供するキャッシュレスサービスの「コインチェックペイメント」やFX取引ははまだ再開されていません。
未開始:
- コインチェックペイメント
- コインチェックFX
コインチェック
8/29(木)お客様情報更新期限
8/31(土)サーバーメンテナンス
9/2(月)レバレッジ取引再開かな?#予想です
— チューケン(chu-ken) (@chu_ken_wc) August 23, 2019
コインチェックで何を買う?
仮想通貨初心者向けに解説していきますね。
結論を言うと、コインチェックの銘柄で自分の好きなものをまずは買いましょう。
もちろん、少額からはじめるのがいいですね。
自分で身銭を切る事で本気度が変わる
正直、どの銘柄が高騰するか?それとも再び下落するかはわかりません…。
ただし、自分で本気で情報を集めることで、価格があがる銘柄を選べる確率は高まると思っています!
仮想通貨を実際に自分のお金で買ったか買ってないかで、自分の本気度が全然違います。
買う前は特になにも調べずに、てきとーに買った銘柄でも、買った瞬間から値動きが気になるし、今後どうなるかは気になるところ。
なので、まずはとにかくなんでもいいから気に入ったものを買ってみる!これが大事ですね。
コインチェック:会社概要

名称 | コインチェック |
会社名 | コインチェック株式会社 |
所在地 | 東京都渋谷区円山町3-6 E・スペースタワー12F |
資本金 | 385百万円 |
設立 | 2012年8月28日 |
登録番号 | |
公式サイト | https://coincheck.com/ |
まとめ:コインチェックをレビュー!

今回はコインチェックをレビューしました。
コストがかかるといえデメリットもありながらも、これからはじめる初心者の方にはまず仮想通貨を買うというハードルはかんたんにクリアできる取引所です。
まずは身銭を切って買ってみることで、わかることが多いです。
まさに百聞は一見に如かずですね。
これから仮想通貨を始める方は、まずコインチェックから始めてみましょう。
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