キャッシュレス決済が普及している中国の2大スマホ決済のうちの1つ「Alipay(アリペイ)」を徹底解説します!
日本人が国内で使う理由はありませんが、中国に行った際、または店舗運営している方は知っておいて損のない情報です。
ぜひ参考にしてみてください。
Alipay(アリペイ)とは?概要を解説

Alipay(アリペイ / 支付宝)とは、中国のIT最大手・アリババグループが提供するキャッシュレス決済サービスです。
中国では日本よりもキャッシュレス化が爆発的に進んでおり、屋台の支払いもQRコードを読み取って決済できるなど、現金は遠い存在となりつつあります。
Alipayは中国のキャッシュレス決済サービスの中で50%以上のシェアを持ち、他のサービスと比べて圧倒的な認知度と支持を誇っています。
このように中国では多くの方がAlipayを愛用しており、中国人観光客を取り込むために、日本でもAlipayに対応したデパートやコンビニ、観光施設などが増加中です。
また中国で生活や観光をする場合、Alipayをスマホにインストールしておけば、多くのお店で安心かつスムーズに決済ができます。
ちなみにAlipayはデビットカードと同様にプリペイド方式のため、チャージした分から代金が支払われます。
Alipay(アリペイ)のメリット

Alipayのメリットは、大きく3つあります。
メリット①利用できるシーンが幅広い
中国国内でAlipayに対応していないお店を探すのが難しいほど、Alipayはほとんどのお店で使うことができます。
また普段の買い物はもちろん、金融サービスや公共サービス、学費、家賃などの高額な決済にも利用可能です。
このように利用できるシーンがとても幅広いため、Alipayがあればわざわざ現金を持ち歩く必要はありません。
メリット②安心して決済ができる
海外で観光や生活をする際には、現金の窃盗や偽札などの被害に十分注意する必要があります。
しかし、中国ではAlipayがあればたいていの支払いは可能なので、現金を盗まれるなどのリスクを大幅に軽減し、安心して決済を行えます。
メリット③送金や割り勘機能などがついている
買い物で支払いをする以外に、個人間で送金をしたり、立て替えたお金を人数分に割り勘することができます。
また第三者機関が個人の信用度を査定し、その信用スコアに応じて利用できるサービスに幅が出るなど、独自の機能もついています。
Alipay(アリペイ)のデメリット

Alipayのデメリットは、大きく4つあります。
デメリット①日本語に対応していない
Alipayは中国国内で主に使われている決済サービスのため、現時点では日本語に対応していません。
中国語や英語で使う必要があるので、使うのに少しとまどうかもしれません。
デメリット②中国国内の口座、もしくは国際カードが必要
Alipayはプリペイド式なので、事前にお金をチャージする必要があります。チャージの方法は主に2つです。
- 中国国内で開設した口座からチャージする(日本国内で開設した口座は不可)
- 国際クレジットカード(VisaやMaster)からチャージする
中国で長期滞在をしない限り、中国国内で口座を開設する機会はそうありません。
そのため、多くの方はカードを使ってチャージすると思いますが、楽天カードなど国際ブランドでないものは登録ができないので注意です。
デメリット③日本人は日本国内での決済に使えない
中国からの訪日観光客向けに、日本でもAlipay対応のお店は増えています。
しかし、現時点では日本人がそのようなお店でAlipayを使うことはできません。
中国で生活するか観光に行くときなど、日本人がAlipayを利用できるシーンは限られています。
デメリット④ポイント還元がない
PayPayやLINE Payなど、日本のキャッシュレス決済サービスにはポイント還元がついているものが多いです。
使えば使うほどお得になるものがウリですが、Alipayにはそのような還元制度はありません。
あくまでも決済をスムーズにするためのサービスとして捉えると良いでしょう。
Alipay(アリペイ)の評判・口コミ

Alipayを利用しているユーザーの声はどうなのか、Twitterから評判や口コミを集めてみました。
①Alipayで便利かつ安全に決済
深センのケンタッキーは店頭のパネルで注文・決済するため、レジまわりのスタッフはゼロ。
日本の飲食店も、人材不足に悩んでるならこうやってどんどんテクノロジーに頼るべき。ちなみにコレ、Alipayの顔認証決済も対応。
Wechatで支払うと店舗アカウントと友達になり、アンケートやクーポンが届く。 pic.twitter.com/ri9M8c2Rm4— 南方 尚喜│Smart City Fukuoka (@minakata_naoki) 2019年3月25日
②中国ではAlipayがあれば現金は必要ない
alipayのアンケートでは現金を持って出かけるを選択するひとは4割との回答になってるらしい。
日本でも最近キャッシュレスになりつつと思うが住民達には便利な一方、観光客にはちょっと不便ですよね。#キャッシュレス #アリペイ pic.twitter.com/uqYSj39onq— belle (@belle92748888) 2019年3月25日
③個人間送金も手軽で便利
この時間にポンっと秒速でこの金額個人間送金出来るAlipayやっぱ最高だな。手数料もないし、中国人スマホ使ってる人殆どこれ入ってるから障害物が全く無い。日本で同じ感覚で送金出来るようになるのはいつの事になるんだろうか・・・。 pic.twitter.com/RdRuzHSuOn
— JIDAN🔅 (@tamago_jidan) 2019年3月30日
日本人でAlipayを使っている方は少数のため、残念ながら十分な口コミはありませんでした。
しかし、中国においてAlipayは便利かつ安全な決済手段として、なくてはならないほど生活に根ざしたサービスであることが分かりました。
Alipay(アリペイ)のよくある質問
Alipayに関して、よくある質問に答えていきます。
①現時点でAlipayを使うメリットは?
中国に観光やビジネスで行く際には、決済手段として非常に便利かつ安全です。
今後は利用シーンが拡大する可能性がありますが、現時点では日本国内での利用はできないので注意しましょう。
②Alipayの利用にお金はかかるの?
Alipayの利用に手数料などはかかりません。基本的に無料で使えます。
Alipay(アリペイ)のはじめ方・使い方
Alipayの使い方を解説します。
①Alipayのアプリをインストール・設定
Alipayのアプリをスマホにインストールします(App Store / Google Play)。
そして画面の指示に従って情報を入力し、設定を行います。
②Alipayにチャージする
Alipayはプリペイド方式のため、事前にチャージが必要です。
中国国内の口座を持っていない方は、口座からチャージができないので注意しましょう。
基本的には国際クレジットカード(VisaやMaster)を登録して、そこからチャージを行います。
③Alipayで決済する
オンライン上でAlipayを使う場合、支払方法の選択画面で「Alipay」を選択し、6ケタのパスワードを入力すれば決済ができます。
実店舗でAlipayを使う場合、決済方法は主に2つあります。
- アプリでQRコードを作成・掲示 → 店員に読み取ってもらい決済完了
- 店頭のAlipay決済用QRコードを読み取る → 自分で消費金額を入力して決済完了
まとめ:Alipay(アリペイ)

今回は、Alipay(アリペイ)まとめました。
現在では、国内の日本人が使う理由はありません。ですが、中国へ旅行に行った際にはとても重宝しますよ。
国内で普及している理由は訪日中国人への対応によるものですね。
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