実際にグリーンとゴールドをそれぞれつくってみましたが、それぞれ良し悪しがあることがわかりました。
今回はアメックスのグリーンとゴールドの特徴をまとめてみました。
自分にはどちらがあっているのかしっかりと理解した上でつくるようにしましょう。
アメックスグリーンとゴールドの違い
アメックスには4種類のプロパーカードが存在しています。
グリーン・ゴールド・プラチナ・ブラックとなっており、そのうちグリーンとゴールドはそれぞれ自分で申し込めるカードになっています。
(2019年からプラチナも自分で申し込める様になりました。)
アメックスは一般的なクレジットカードと異なり、グリーンから年会費が発生します。
それぞれの特徴をまずは理解した上でどちらから申し込みした方がいいのか考えましょう!
項目 | アメックスグリーン | アメックスゴールド |
年会費 | 13,200円 | 31,900円 |
家族カード | 6,600円 | 1枚まで無料 |
旅行損害保険 | 最高5,000万円 | 最高5,000万円 |
旅行料金割引 | 5%OFF | 5%OFF |
ホテル料金割引 | 8%OFF | 8%OFF |
手荷物無料 宅配サービス |
スーツケース1個まで | スーツケース1個まで |
エアポート 送迎サービス |
あり | あり |
空港ラウンジ | 同伴1名まで無料 | 同伴1名まで無料 |
プライオリティパス | あり | あり |
レストラン 無料サービス |
なし | 同伴1名のコース料金が無料 |
レストラン 優待 |
なし | あり |
チケット 先行予約 |
なし | あり |
ワイン 優先提供 |
なし | あり |
違いを比較していきます。
違い①:年会費・家族カード年会費

アメックスグリーンとゴールドの年会費は18,700円の差があります。
年会費:
- アメックスグリーン:13,200円
- アメックスゴールド:31,900円
家族がいる方で家族カードが必要な方はその差が埋まります…!
家族カード年会費:
- アメックスグリーン:6,600円
- アメックスゴールド:無料(1枚目のみ。2枚目以降13,200円)
家族カードが1枚必要だった場合の家族カード含めた差額は、12,100円。
かなり差がなくなりましたね…!
▼年会費比較(税込)
グリーン | ゴールド | 差額 | |
---|---|---|---|
本会員 | 13,200円 | 31,900円 | 18,700円 |
家族カード1枚 | 6,600円 | 無料 | 6,600円 |
合計 | 19,800円 | 31,900円 | 12,100円 |
この差額分の価値があるかどうかは以下の違いから考えてくださいね。
違い②:アメックスゴールドの圧倒的なステータス性
アメックスゴールドカードはバブル期に日本に初上陸したゴールドカードで、その券面が金色であったことから「ゴールドカード」という言葉が産まれました。
バブル期には、アメックスゴールドカードを持つことがひとつのステータスとなっており、お金持ちだけが持てるカードとして憧れられたカードです。
さらに上位のプラチナカード・ブラックカードが発行される現在でも、「アメックスゴールドカードを持てるのはスゴい!」というイメージは根強くあります。
やはりグリーンよりも格式は上ですね…!
このステータス性に惹かれている方も多いですよ。
違い③:レストラン無料・レストラン優待など
大きな特徴の差は年会費が倍以上かかる代わりに、レストランの優待サービスやチケット、ワイン関連のサービスがついてくること。
ここに魅力を感じるかどうかが、グリーンにするべきかゴールドにするべきかになるでしょう。
ゴールドにすることで最大のメリットはレストランの無料サービスになります。
加盟しているレストランによりますが、概ねコース料金は1万円前後が多いので、これを1回利用するだけで年会費の差額をほぼ埋めることができます。
アメックスグリーンからゴールドにした理由

筆者は実際にグリーンからゴールドのインビテーションを受けてつくることにしました。
その一番の理由は前述したような、レストランサービスを使うためではなく、”一度つくってみたかったから”です。
当初の最大の目的はアメックスのプラチナのインビテーションを受けること。
そのためにはゴールドカードを持っていることが最低条件であったため、あくまで通過点として持つことを選んだわけです。
なんとも計画性のない理由かもしれませんが、一度持ってみて、要らなければグリーンに戻せばよい。そんな簡単な理由でした。
アメックスゴールドにして分かったこと
アメックスゴールドを手にしてみて、満足感はたしかにありましたが筆者には使いこなせないクレジットカードだなと感じました。
レストランは行く相手がそもそも居なければ恩恵を受けられないこと、海外旅行やワインなどもあまり興味がなかったので、グリーンからゴールドにして恩恵を受けられる一番のメリット箇所が筆者にとってはいらなかったわけです。
ただこれはあくまで、筆者の使い方の場合であって、当てはまらない方ももちろんいるので一概には言えません。
ただ、ゴールドにしてみて初めて気づいたことが1つありました。
それは全てをアメックスゴールドを使わなくてはいけないというところです。
アメックスゴールドの弱点
アメックスゴールドの最大のメリットは旅行の割引や指定レストランでの1名コース料金無料になりますが、1つ注意しなくてはいけないポイントがあります。
それは、支払いをすべてアメックスゴールドを使うことが条件という部分です。
筆者はこういったサイトをつくっているだけあって、複数のクレジットカードを使い分けています。読者のなかにも、この店ではこのクレジットカードといって複数枚を所有している方がいると思います。
しかし、アメックスゴールドの各種優待を受けるためには支払いをアメックスゴールドを使わなくてはいけません。
これが筆者にとっては最大のデメリットで、例えば旅行チケットをとるためにはANAアメックスを使いたいというときもアメックスゴールドにしなくてはいけません。
なので、他に高還元率のクレジットカードを持っていた場合、そちらの方がポイントが貯まるのに、あくまでアメックスゴールドを使うというのがナンセンスに感じてしまいました。

まとめ:アメックスグリーンとゴールドの比較
アメックスゴールドはアメックスグリーンについていないサービスも多くあるので実際にそういった点に魅力を感じてつくっている人も多く存在します。
ただ、ゴールドをつくるときは”本当にアメックスゴールドでなくてはいけないのか”を確認するようにしましょう。
アメックスゴールドはアメックスゴールドにしかない特徴を最重要視する人だけが持つことができるクレジットカードなのかもしれません。
もしよろしければ、実際にアメックスグリーンとゴールドをつくったときの体験談もあわせてお読みください。
年会費 | ポイント 還元率 |
ポイント名 | |
---|---|---|---|
初年度 | 2年目~ | ||
31,900円 | 31,900円 | 0.33%~0.50% | メンバーシップ・リワード |
発行スピード | 限度額 | マイル 還元率 |
ETC発行 手数料 |
10日程度 | 個別設定 | 0.33%~0.50% | 935円 |
●入会3ヶ月以内のカード利用ボーナスポイント
- カードご利用で100円ごとに10ポイント
- 50万円のカード利用:5,000ポイント(通常利用ポイント)+45,000ポイント(ボーナスポイント)
カード入会後3ヶ月以内は、50万円のカード利用で合計50,000ポイントがプレゼントされるので、とてもお得です。



- 国際ブランド
年会費 | ポイント 還元率 |
ポイント名 | |
---|---|---|---|
初年度 | 2年目~ | ||
13,200円 | 13,200円 | 1.0% | メンバーシップ・リワード |
発行スピード | 限度額 | マイル 還元率 |
ETC年会費 |
10日程度 | – | 1.0% | 無料 |
●入会3ヶ月以内のカード利用ボーナスポイント
- カードご利用で100円ごとに10ポイント
- 30万円のカード利用:3,000ポイント(通常利用ポイント)+27,000ポイント(ボーナスポイント)
カード入会後3ヶ月以内は、30万円のカード利用で合計30,000ポイントがプレゼントされるので、とてもお得です。


どちらもめったにない特別キャンペーンなので、じっくりとご自分に合った方を選びましょう。
ぜひ、素敵なアメックスライフを過ごしてみてくださいね。