でも、オプションサービスを使うと対象店舗で100円=3ポイントがつくようになります!
対象店舗にはAmazonなどの大手もあり、ポイントはどんどん貯まりますよ!
個人・法人のポイントを合算したら相当な金額になりそうですね!
多くのクレジットカードに存在するポイントプログラムのサービス。
アメックスにももちろん存在するサービスです。
なんとアメックスはアメックスカード同士のポイントを合算させることができるのです。
アメックスのポイント合算システムの仕組み、メリット・デメリットなど、ポイント合算の全てについて紹介します。
有効活用できないものでしょうか?
会社によってはポイントは使わないから、自由に使ってというところも。
今回はポイントについて詳しく見ていきましょう!
タップできる目次
結論:個人と法人で合算が可能

アメックスのポイントは100円利用するごとに1ポイントが付与。
このポイントのレートは法人用カードと個人用カードで変わりはありません。
コールセンターに電話するだけ

ポイント合算の方法は非常に簡単!
アメックスのコールセンターである「メンバーシップ・サービス・センター」に電話し、合算したい意思を伝えるだけです。
どちらか一方のカードに合算される
合算は一か所のポイントを複数のカードで共有するのではなく、どちらか一方のカードにポイントをまとめる形になります。
仮に、法人用カードのポイントを個人用カードに合算した場合、法人用のカードのポイント明細は「個人用のカードで確認して下さい」と表示。
そして個人用のポイント明細では、法人用・個人用カードの両方で貯めたポイントが合算して表示されます。
上記の例で個人用カードを使ったときはもちろんのこと、法人用カードを使用した際も即時にポイントが付与され、個人用カードのポイント明細で確認することができますよ!
合算できるメリット・デメリット

2枚のカードのポイント合算には大きなメリットと、反対にデメリットも存在します。
必ずしも100%得を出来るとは限らないため、十分にメリット・デメリットを吟味し、合算する必要があるかを考えてみましょう!
メリット① ポイントの端数を有効利用できる

アメックスのポイント利用は、マイル交換は1,000ポイントから、金券交換は3,000ポイントからとなるため、長い間貯めなければ利用できません。
もし法人用カードに1,600ポイント、個人用カードに1,400ポイントがたまっていた場合、それぞれマイルに交換すると、
- 【法人用】600ポイントの残り
- 【個人用】400ポイントの残り
となり、使い道がないポイントがそれぞれ残ります。
しかし交換前にポイントを交換すれば、
- 【法人用】1,600ポイント+【個人用】1,400ポイント=【合計】3,000ポイント
となり、マイル交換なら3回、金券への交換なら1回が行えるようになり、端数となって使えないポイントの有効利用ができるのです!
メリット② メンバーシップ・リワード・プラスの年会費節約

アメックスには「メンバーシップ・リワード・プラス」というプログラムがあり、これに加入するとポイント有効期限の無期限化(通常は有効期限3年)やポイント交換時のレート優遇といったサービスが受けられます。
このプログラムは、年会費が3,000円(税抜)必要。
法人用と個人用で2枚のアメックスを保持しているなら、合計6,000円+税の年会費が必要です。
しかしポイント合算を行うことで、ポイントに紐づくカードは1枚だけとなります。
そしてこのプログラムはポイントの獲得レートには影響がありません!
もし個人用カードにポイント合算を行っているならば、個人用だけプログラムに加入しておけば年会費は半分。
ポイント利用期限の無期限化、交換レートの優遇といった恩恵を十分に受けることができます!
デメリット:入会特典が適用されなくなることも
残念ながら、ポイント合算にはわずかながらデメリットも存在します。
アメックスには入会特典として、利用状況や継続に応じてポイントやギフト券がもらえるキャンペーンが行われているのですが…、
ポイントの合算をすることで、合算される側の入会特典が無効となることが!
入会特典は入会時期により内容が異なりますが、以下のような種類のものがあります。
【個人】
- ○か月以内に○○円決済したらAmazonギフト○○円分プレゼント
- さらに○か月以内に○○円決済したら○○ポイントプレゼント
- 翌年もカードの契約を継続したら○○ポイントプレゼント
【法人】
- 上記に加えて1年間で○○円決済したら○○ポイントプレゼント
頻繁にカードを使う人にとっては大きな金額となるプレゼントです。
これらのキャンペーンの効果は永続的に続くわけではないため、特に合算を急ぐ理由もないなら、キャンペーンの期間が一通り終わってからポイントを合算することがおすすめ!
ポイントの使い道

合算させることで、より使いやすくなったポイント。
せっかく貯めたポイントは有効に利用しましょう!
使い道① マイルに交換

貯めたポイントはANAのマイルに交換することができます。
ANAのマイルへの交換はメンバーシップ・リワード・プラスへの加入の有無でレートが変化。
- メンバーシップ・リワード・プラスに加入=1,000ポイントで1,000マイル
- メンバーシップ・リワード・プラスに非加入=2,000ポイントで1,000マイル
なお、ANAのマイルへの交換は別途「メンバーシップ・リワードANAコース」に加入する必要があり、通常のメンバーシップ・リワード・プラスの年会費に加え年会費5,000円(税抜)が必要です。
また、年間のANAマイル交換上限は40,000マイルまでと制限されています。
その他、提携する15の航空会社各社のポイントへの交換も可能です。
これもメンバーシップ・リワード・プラスによってレートが変わります。
- メンバーシップ・リワード・プラスに加入=1,250ポイントで1,000マイル
- メンバーシップ・リワード・プラスに非加入=2,000ポイントで1,000マイル
こちらは別のプログラムに加入しなくても交換可能です。
この提携航空会社にはJALは含まれていませんが、同じアライアンス(航空連盟)であるワンワールドに加入しているBA(ブリティッシュ・エアウェイズ)のマイルへの交換は可能です。
BAのマイルを経由することで、JAL特典航空券を入手できますね!
使い道② 他のポイントへの交換

ポイントを他のポイントプログラムサービスのポイントに移行することができます!
例として「楽天ポイント」に交換したい場合は以下のようなレートで交換可能です。
- メンバーシップ・リワード・プラスに加入=3,000ポイントで1,500楽天スーパーポイント
- メンバーシップ・リワード・プラスに非加入=3,000ポイントで1,000楽天スーパーポイント
使い道③ カード利用代金への充当
ポイントをカードの利用代金の一部として利用することができます。
これもメンバーシップ・リワード・プラスによりレートが変わりますよ!
〇メンバーシップ・リワード・プラスに加入
航空会社で利用=1ポイントで1円
ホテル・旅行代理店で利用=1ポイントで0.8円
旅行関連以外で利用=1ポイントで0.5円
×メンバーシップ・リワード・プラスに非加入
上記の利用全て=1ポイント=0.3円
使い道④ 旅行代金への充当
また指定の旅行会社での利用の際、支払代金の一部としてポイントが利用可能!
これもメンバーシップ・リワード・プラスによりレートが変化します。
〇メンバーシップ・リワード・プラスに加入
アメリカン・エキスプレス・トラベル・オンラインで利用=1ポイントで1円
H.I.S. アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスクで利用=1ポイントで0.8円
日本旅行の対象店舗で利用=1ポイントで0.8円
×メンバーシップ・リワード・プラスに非加入
上記の利用全て=1ポイント=0.4円
さらにポイントを貯められるボーナスポイントプログラム

さらにアメックスでは、メンバーシップ・リワード・プラスの加入者向けサービスとして、「ボーナスポイントプログラム」を用意。
一部のショップでの利用に対し、通常100円=1ポイント付与のところ、さらに2ポイントが加算されます!
対象ショップは以下の通り。
なお、ショップ内の全てのサービスが対象ではありません。
- Amazon
- Yahoo! Japan
- iTune Store / App Store
- JAL公式ウェブサイト(www.jal.co.jp)にてオンライン購入
- HISの公式ウェブサイト(www.his-j.com)にてオンラインご購入
ショップは少ないですが、旅行に強いアメックスならではの、特に旅行者にとって利用頻度の高いサービスで、多くのポイントを獲得できるのはうれしい要素です。
ポイントの移行先についてはこちらの記事がおすすめ!

ポイントと税金

お得に獲得し利用できるようになったポイントですが、法人用カードの利用で獲得したポイントは、事業収入として扱い、会計処理をしなければいけないのでしょうか?
ポイントは事業収入に含まれない
法人用カードの利用であっても、獲得したポイントは事業収入には含まれず、帳簿への記載をする必要はありません。
そのため、法人用カード利用で獲得したポイントで個人旅行に行くなど、私的に使用しても全く問題はありません。
ただし、前述の通りにポイントは1つのカードにまとめられる形となるため、法人用カードにまとめておくと個人的なポイントの使用がやりにくくなります。
ポイントを私的な旅行代金への充当やマイル変換をしたいなら、個人用カードにまとめておくのが良いでしょう。
まとめ

アメックスのポイントはお得なのですが、1,000ポイントからの利用などルールがあいます。
少額では使えませんので、カードが複数枚ある方は合算することがおすすめです!
合算するにはメンバーシップ・サービス・センターへ電話をするだけでできます。
注意点として、キャンペーンの適用外になっていまうかもしれないので、時期を確認してから行いましょう!
アメックス グリーン | アメックス ゴールド | アメックス プラチナ | ||
---|---|---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() | ||
年会費 | 初年度 | 13,200円 | 31,900円 | 143,000円 |
2年目以降 | 13,200円 | 31,900円 | 143,000円 | |
家族カード | 6,600円 | 無料 ※2枚目以降は 13,200円 | 無料 | |
ETC | 無料 ※発行料935円 | |||
ポイント | 還元率 | 0.3〜1.0% | ||
名称 | メンバーシップ・リワード | |||
マイル 還元率 | 1.0% | 1.0% | 1.0% | |
発行スピード (最短) | 10日程度 | |||
限度額 | 上限なし | |||
海外旅行保険 | 利用付帯 | 自動付帯 | 自動付帯 | |
国内旅行保険 | 利用付帯 | |||
ショッピング保険 | ○ | |||
空港ラウンジ | 国内28空港、海外1空港 | |||
プライオリティ パス | 年会費 | 無料 | ||
利用料 | 年2回まで無料 | 年2回まで無料 | 無制限で無料 | |
特徴 | アメックス 初めの一歩 | ハイステータス | 極上のサービス | |
公式サイト | >>公式 | >>公式 | >>公式 | |
ガイド記事 | >>詳細 | >>詳細 | >>詳細 |
アメックスカードを一覧で一挙解説!
詳しくは、【全種類一覧】AMEX(アメックス)おすすめカード超厳選8枚の特徴・違いを徹底比較!を見てくださいね。
