テレビのCMなどでみなさんにもお馴染みのドコモが発行するdカード。
dカードではiDが利用できます。
iDとはドコモが提供する電子マネーのこと。
電子マネーと言えばSuicaなどが有名ですがiDはちょっと違います。
例えばローソンでは、店頭に備え付けの専用の読み取り装置(リーダライタ)にdカードをかざすだけで支払いが完了します。
この支払いに用いられているのが電子マネーiDの機能です。
「dカードでつかえるiDってなに?」
今回はそんな方向けに、dカードでつかえる電子マネーiDを詳しく解説していきます。
タップできる目次
「dカード」で使える「iD」ってなに?

iDとは、ドコモが提供するdカードやスマホを、iDマークが表示された加盟店の店頭に備え付けの専用の読み取り装置にかざして(タッチして)支払う電子マネーの名称です。
一般的なSuicaやPASMOなどの電子マネーとの違いは、前払いか後払いかの違いで、iDは後払いです。
※SuicaやPASMOは前払い。事前にチャージしてその残高が使った分だけ減ります
Suica | 前払い(プリペイド型) |
---|---|
iD | 後払い(ポストペイ型) |
そのため、iDの場合は事前にチャージをするという必要がありません。
iDで使ったお金はdカードのクレジットカード請求と一緒に請求されるので、Suicaなどで良くあるパターンの、
「レジで残高が足りなかった…」
なんて心配がなくなります。
では、iDはクレジットカードを持っていないと使えないの?というと、そういうわけでもありません。
普段よく言うiDとはクレジットカードに搭載されているiDのこと。
それ以外にも事前チャージ式でSuicaと同じように使えるdカードプリペイドや、後払いでクレジットカード機能なしのdカードminiもあります。
ややこしいかと思うので簡単に比較表にまとめるとこうなります。
クレジットカード機能 | 利用可能額 | 持てる年齢 | ポイント 還元率 |
支払い方法 | |
dカード 搭載のiD |
あり | 最大100万円 | 満20歳以上 | 通常1% | 後払い |
dカード プリペイド |
なし | 30万円 | 12歳以上 | 通常0.5% | 前払い |
dカードmini | なし | 3万円 | 12歳以上 | 通常0.5% | 後払い |
dカードプリペイドやdカードminiは電子マネーiDをより身近に楽しんでもらうためであり、あくまで少額決済のみに限定されています。
小さなお子さんに持たせるのであれば、dカードプリペイドやdカードminiがおすすめです。
もっとdカードminiについて詳しく知りたいという人は以下の記事をどうぞ。

「dカード」のiD払いとクレジットカード払いの違い

dカードでは、クレジットカード決済とiDによる電子マネー決済の2つの支払い方法を選べます。
【dカードでできる支払い方法】
- クレジットカード決済
- iDによる電子マネー決済
それぞれのメリット・デメリットは以下のようになっています。
メリット | デメリット | |
クレジットカード | ・インターネットでも利用できる | ・サインや暗証番号の入力を求められる ・クレジットカード自体を持っていないと利用できない |
iD | ・サインなしでスピーディーな決済ができる ・クレジットカードを持っていなくても使える |
・インターネットで利用できない |
Apple Payなどにdカードを登録することで、クレジットカードを持ち歩かなくても現金払いをせずにお会計ができます。
ただし、インターネットでのお買い物などの場合にはクレジットカード番号の入力を求められることがあるのでそういった際にはiDを使うことはできません。
両方のメリット・デメリットを活かした使い分けが大事になると覚えておきましょう。
使えるお店・施設

実店舗ではクレジットカード払いとiD払いのどちらにも対応しているケースがほとんど。
【iDが使えるお店】
iDマークのステッカーや表示があるお店

【クレジットカード払いが使えるお店】
VISAもしくはMasterCardのステッカーや表示があるお店

レジの横以外にも、タクシーの場合には後部座席の窓ガラスに使えるクレジットカードや電子マネーがずらっとステッカーが貼ってあります。
もし「このお店使えるのかな?」と不安な場合には、
- 「iD使えますか?」
- 「VISAかMasterCard使えますか?」
と素直に店員さんに聞いてみましょう。
イヤな顔はまったくされませんよ。
iDの利用方法・使い方

iD対応の店舗でレジに向かい、店員さんに「iDでお願いします」と伝えます。
その上で「タッチをお願いします」と言われるので、指示された読み取り機にdカードもしくはdカード内蔵のApple payなどをかざすだけ。
これだけで支払い完了です。
超カンタンですよ。
支払い方法
iDでの支払い、VISAやMasterCardでのクレジットカード支払いともに後払い。
「iD」での支払いは1回払いのみとなります。
※VISAやMasterCardでの括払い・リボ払い・分割払いが利用できます。
- iD払い:1回払いのみ
- クレジットカード払い:1回払い、2回払い、ボーナス一括払い、リボ払い、分割払いから選択可能
請求タイミング
当然ながら支払い方法によって請求されるタイミングは異なります。
dカードの場合、毎月15日が締め日となり翌月の10日に請求されます。
1回払いであれば5月14日に買い物すると支払いは6月10日となるわけです。
そこから分割払いやボーナス一括払いをすると請求は後ろ倒しになるので分かりやすくまとめるとこうなります。
1回払い | 毎月15日締め日、翌月10日に請求 |
---|---|
2回払い | 2回に均等に分割した金額を翌月10日と翌々月10日に請求 |
夏のボーナス一括払い | 12月16日~6月15日までのご利用を8月10日に支払い |
冬のボーナス一括払い | 7月16日~11月15日までのご利用を翌年1月10日に支払い |
「dカード」の「iD」利用残高を確認する方法
dカードのiD利用残高は、「dカード」会員専用の「membersメニュー」もしくは専用アプリの「dカードアプリ」にログインすれば、インターネットから24時間中いつでも確認できます。
dカードアプリなら、
- 次回のお支払い金額
- 利用明細(過去15ヶ月分)
- 利用可能額
- dポイントの残高照会など
も行えます。
dカード会員であれば「dカードアプリ」の登録は絶対にしておくべきだと思います。
詳しい操作手順などはこちらの記事をどうぞ。

「dカード」の「iD」払いでもポイントは貯まる?

ddカードならいつでもどこでもショッピングなどのご利用で、利用金額100円(税込)につきdポイントが1ポイントたまります。
もちろん、店頭に備え付けの専用の読み取り装置に「dカード」をかざすだけでスピーディーに支払いが完了するiD払いでもポイントはたまりますので積極的に活用しましょう。
ローソンで「dカード」の「iD」払いは超お得!
ローソンでdカードを使えば、もれなくポイントがたまります。
もちろん、iD払いでもOK!
というか、ローソンであえてクレジット払いにする人はほとんどいませんよ…!
現金払いや他のクレジットカードなどを利用するより断然オトク!
<ローソンでのおトクなポイント特典!最大2%もおトク!!>
- 「dカード」の提示→1%ポイント還元
- 「dカード」の決済→1%ポイント還元
ローソンでのdカード活用術は以下の記事で詳しく解説しています。

まとめ:dカードiD払い
dカードはiD払いがとにかく便利でスムーズな決済ができます。
入会キャンペーンなども積極的に行われているので最大限に活用してポイントを大量GETしましょう。

- 国際ブランド
- 対応電子マネー
年会費 | ポイント還元率 | ポイント名 | |
---|---|---|---|
初年度 | 2年目~ | ||
10,800円 | 10,800円 | 1.0%~4.0% | dポイント |
発行 スピード |
限度額 | マイル 還元率 |
ETC 年会費 |
– | – | – | 無料 |

- 国際ブランド
- 対応電子マネー
年会費 | ポイント還元率 | ポイント名 | |
---|---|---|---|
初年度 | 2年目~ | ||
無料 | 条件付き無料 | 1.0%~4.0% | dポイント |
発行 スピード |
限度額 | マイル 還元率 |
ETC 年会費 |
– | – | – | 無料 |
筆者はdカード GOLDをつかって5年間経ちました…!5年間使ってわかったメリットやデメリットをまとめています。
ぜひあわせてご覧ください。入会前の不安が解消されます。
