クラウドバンクに取材に行ってきましたのでその内容を共有します。
本記事の内容:
クラウドバンクの金田社長に取材!
- クラウドバンクが過去5年で回収率100%・デフォルトなしの理由とは
- 匿名化解除の本質
- これからクラウドバンクをはじめようと思っている方へ
ソーシャルレンディング業界では過去不正事件や投資先のデフォルトにより投資家が損失を出してしまったことが発生しています。
そんな中でも、営業を開始してから5年、一度もデフォルトを起こしていない会社がクラウドバンクです。
- なぜこれまでデフォルトがなかったのか?
- その理由は?
そんな内容をガッツリお聞きしてきました…!
ソーシャルレンディングのクラウドバンクに取材に行ってきました!
取材というよりはものすごい勉強させてもらった感☺️
後日記事にします! pic.twitter.com/1oI2veShDB— のがたか (@noggylog) 2019年6月10日
ソーシャルレンディングに興味は持っているけど、あと一歩が出ないという方にぜひ読んで欲しい内容です…!
※なお、クラウドバンクってなに?という方は先に、クラウドバンクで85万円を1年間投資した結果!ブログで実績公開【評判・口コミ】をご覧頂くとより理解が深まります。

タップできる目次
クラウドバンクにインタビュー!
今回は、クラウドバンク株式会社の社長である金田氏にお話を聞いてきました。
▼お話を伺った方
クラウドバンク株式会社 金田 創 社長

略歴
- 1991年、東京大学工学部卒業
- 1996年4月:モニターカンパニー日本支社(コンサル業)
- 2000年5月:スーパーリンク設立(ITコンサル)、代表取締役
- 2004年2月:コーリング設立(eコマース)、取締役
- 2008年4月:SHOPPING.JP(コーリングより社名変更)、代表取締役(現任)
- 2011年1月:アイシーピー監査役(現任)
- 2011年4月:Aaron & Associe設立、代表取締役(現任)
- 2013年2月:みどり証券(現、クラウド証券)、取締役
- 2013年6月:クラウドバンク・インキュラボ、代表取締役(現任)
- 2014年10月:クラウドバンク株式会社、取締役
- 2015年7月:クラウドバンク・フィナンシャルサービス株式会社、代表取締役(現任)
- 2016年6月:クラウドバンク株式会社、代表取締役(現任)
クラウドバンクグループのトップのお方。
クラウドバンクを始めた理由やその想い

きっかけとしては、私自身が過去、投資案件に対する資金調達の関係の仕事をしていた中で、世の中にはベンチャーのように3年〜5年赤字でも将来の壮大な計画でお金を稼ぐことを前提に投資を受けると言った案件だけじゃなくて、もう少し短くて、たとえば開発案件のように保全もしっかりしていて半年〜1年間でお金が入ってくるんだけど漕ぎ出しのお金がないという、保全性の良い案件はけっこうあったんです。
このような期間が短くて保全性が高い案件に対して、富裕層の方などに「お金を出して頂けませんか」と言って依頼して、ときには融資の形で資金の提供をしてもらっていました。
そういった案件を実施しているときに、当時米国や英国でソーシャルレンディングが立ち上がったニュースを見ました。
ネットで一般の方から資金を募集して、しかも保全もきっちりとった上で貸し付けて、期日にちゃんと利息含めて償還されれば、個人の方(投資家)、借り手、仲介(クラウドバンク)も全員がハッピーになれると思ったんですよね。
そこで貸し付け型のクラウドファンディングサービスをはじめようと思って準備をすすめているときに、旧みどり証券をM&Aすることができたのでこの市場に参入しました。
世の中には短期で、担保がしっかりしている上にそこそこの金利がとれる案件は探せばある、ということがわかっていました。
銀行は担保がしっかりしていても短期で返済される案件への融資は嫌がることが多いです。さらには融資中にキャッシュフローがない案件にもお金を貸しにくいんですよね。キャッシュフローを生んでないと、いくら担保評価が高くても担保見合いではお金を貸さないことが多い。
銀行はお金を貸してくれないけど、担保もしっかりしていて、半年〜1年で返せる良い案件、そこに目をつけたのがクラウドバンクの始まりです。
短期やキャッシュフローが出ていなく銀行ではお金を借りれない借り手でも、担保が確保されている良い案件、しかも全員がハッピーになれる仕組みがクラウドバンクなんですね。
クラウドバンクに投資することでユーザーのメリット
クラウドバンク(ソーシャルレンディング)は、預貯金と投資信託の間に入る商品だと思っています。
国内の金融商品で言えば、ローリスク・ローリターンの極みと言えば、預貯金。金利は0.01%くらい。定期預金でも0.1%くらい。その次と考えると投資信託。投資信託は元本そのものが大きく値動きすることがある。
そう考えるとその間の商品がなかったのがこれまでです。その部分を補うのがクラウドバンク(ソーシャルレンディング)であると言えます。
元本の保全性が高くて、楽に金利が入ってくる商品で、
- 毎日株価など値動きをチェックする時間もない
- 元本が上がったり下がったりドキドキしたくない
- 待つだけでコンスタントにお金が入ってくる
資産形成という観点ではいい商品だなと思っています。
なので、この商品の大前提は元本を毀損させないような運用をするってことにつながりますね。
▼クラウドバンク(ソーシャルレンディング)の立ち位置

また、クラウドバンクはいつでも投資ができる、案件の種類が豊富という点があげられます。
案件は不動産と自然エネルギーが中心。
国内でしっかり保全を取ろうとするとどうしても不動産と絡める必要がある。自然エネルギーは土地が担保に取れるので保全になる。
ある意味、土地の開発を含めた開発案件といえる。
そう考えると、不動産と自然エネルギーは保全という観点では理にかなった案件。
銀行がお金を貸してくれない案件でも、担保さえしっかりしてればクラウドバンクでは評価を行っていて、実際にお金を貸している。
その積み重ねで現在では、不動産業界や太陽光業界から引き合いがある。
ただし、引き合いがあっでも70〜80%くらいは電話の時点で断っているそうです。
担保がしっかりしていないものはすべて断っていて、かなり厳しく判断しているとのこと。
また、最近では人気のソーシャルレンディング会社はクリック合戦と呼ばれるほど、募集開始から数秒〜数分以内に満額となってしまっている状況です。
その点、クラウドバンクは投資先が豊富でいつでも投資ができる状況。なのでソーシャルレンディング難民の方にもクラウドバンクはかなりおすすめです。
▼2月1日〜4月30日までに募集中ファンドがあった日数比較
これまで回収率100%、デフォルト0。その理由とは

現在のクラウドバンクホールディングスの仕組みは、募集は「日本クラウド証券」、融資は「クラウドバンクフィナンシャルサービス」となっています。
日本クラウド証券は、橋村社長。クラウドバンクフィナンシャルサービスは金田社長。
- 案件にどうやって保全をとるのか
- 追い込まれた借り手はどういう行動をするのか
- 最悪のときにどうやって借り手から回収するのか
こういったノウハウとこれまで多くの経験を積んできている金田社長が融資面はすべて見ているとのことでした。
2013年から5年以上にわたって元本回収100%(デフォルト0)の理由は、ガチガチに保全をとっているからです。
保全(担保)をとっていれば、期日通りの返済が危ないかなという借り手でも対処はできるので。
そして、絶対に元本は100%回収するぞという意気込みでやっています。
貸すときは常に万一の場合の取り立ての状況をイメージするようにしていて、担保から元本を回収するイメージがなければ絶対に貸さないようにしてます。
リスクがあるから金利が高いとは思っていない。査定に時間をかけているから、回収時に手間がかかる可能性があるから金利が高いと思ってます。なので返ってくるかわからないお金は絶対に貸さない。金利が高かろうが低かろうが必ず回収する。
今後も永遠に100%でいけるかというとわからないが、まずは貸すまでにどこまで保全が取れるかが勝負です。貸した瞬間から次の勝負が始まります。1回目の回収日、期限、常に勝負です。
投資家にリスクは背負ってもらっていますが、投資家に損をさせたらおしまいだと思っています。
その裏付けとしての5年間デフォルトが0という実績は信頼を持ってもらえるかなと思っています。
さらに、LTV(ローン・トゥ・バリュー)※1は、100を超えるもの基本的にはない※2とのことです。
※1 LTV(ローン・トゥー・バリュー)とは:
物件全体から見る借入金の依存度を見極める指標です。 実際の数値は「負債額 ÷ 物件価値」という数式で計算されます。
例えば、物件の価値が1,000万円で借入金が1,000万円ならLTV=100となります。
超簡単に言うとLTVが低くなればなるほど安全、100を超えるとリスクが高い。
※2 保全という概念で100を超えていない。厳密には第三者対抗要件があるもののみを担保と定義すると、担保としては100を超える場合もある。
他にもここにはあまり書けないような回収への意気込みや決意を聞くことができました。
親会社が上場企業だから安心だとか匿名化を解除してるから安心というよりも、個人的にはこの実績は非常に評価が高く信頼度が高いと思っています。
クラウドバンクの運用のコツ
個人の状況によりますが、期間もバラけさせると良いかもしれません。短期間の案件もありますので。
利回りの高い案件を待ったり、キャンペーンを待ったりするのはあまり得策じゃないかもしれません。
例えば、そういった案件を1ヶ月待った場合、待っている期間は金利が入ってきません。利回りはそこまで高くないがすぐに投資した場合、半年後どちらのほうがお金が増えるかと言うと後者です。
待つよりも、早めに投資したほうがいいですね。
おっしゃる通りでキャンペーンを待つよりは、待機期間を少なくしたほうが利回りがよくなることは多いです。
実際にご自分で計算してみてくださいね。
匿名化解除への対応
義務ではないが対応していくべきであると考えてます。
ですが、匿名化解除されたから決して安全というわけではない。本質は借り手の情報ではなくて、どのような保全を取っているかの情報。それが重要です。
借り手によっては名前を出さないでくれという企業もありますが、企業名を開示しなくても本質である保全部分はきっちりと開示しています。
もう一度言いますが、本質は匿名化解除ではなく担保の開示です。どんな担保をとっているか、どんな保全をとっているか。そこに尽きますね。
匿名化解除をしたとしてもやろうと思えばいくらでも隠すことができます。(ペーパーカンパニーつくったり…)
そう考えると金田社長が言うようにより、保全(担保)の重要性が増していくことになります。
クラウドバンクでは、企業名は開示していないものもありますが、担保はすべて開示しています。投資家はぜひ担保で投資判断をしてほしいです。
30代の方にぜひ投資してもらいたい
いろいろな講演をしている中で気づいたんですが、30代前半、子どもがまだ小さい夫婦が将来に不安を覚えていて、なにかいい商品はありませんか?という方がけっこう多いんですね。
今、30代でコツコツ働いている方たちが、60~70歳の老後になったときにある程度安心して暮らせるように、資産を形成できるような商品を提供していきたい。そういった方に寄り添っていきたい。
投資未経験の方、30代夫婦の方にはぜひ試してもらいたいとのことでした。
ソーシャルレンディングの案件は値動きはないですし、投資したらやることはないので、これから投資をはじめてみたいといった方にはおすすめですね。
クラウドバンクをこれからはじめる方へメッセージ!
投資家に損をさせないことを1番に考えている。それがあってこその商品です。
もし投資家の皆さまがポートフォリオの一部に入れて頂けるのであれば非常にうれしいです。
クラウドバンクは第一種金融商品取引業の登録をしていて、厳しい監督体制の中で運営している、また5年間デフォルトなしというのは非常に信用が持てます。
ぼくも実際に投資をしましたが、元本割れはなく、利息込みで償還されています。
個人的にもおすすめできるソーシャルレンディング会社なので興味のある方はぜひ投資してみることを推奨です!
まとめ:クラウドバンクに取材!

クラウドバンクに取材&インタビューをお送りしました。
実際にインタビューをして、
「絶対にデフォルトはさせない、投資家の方に損はさせられない」
という強い想い、そんなメッセージを受け取りました。
クラウドバンクの金田社長はじめとした皆様、貴重なお話ありがとうございました!
クラウドバンクの登録は無料です。過去の実績は抜群で、これからの資産形成の入り口にぜひ使ってみてください。
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