メリット・デメリットを解説しています。
NYダウで値上がり益、FTSE100では配当狙い。
株価指数にレバレッジをかけて効率的に運用していきます。
のがたか
本記事では、株価指数CFDの投資方法を紹介します。
本記事の内容:
株価指数CFDに興味がある・知りたい方向け
- FTSE100をはじめとした株価指数CFDの運用結果
- 配当投資のメリット・デメリット
- よくある質問にも回答し悩みを解決
FTSE100やNYダウはこれまで基本的に右肩上がりで伸長し続けています。
それに投資をするのは確実に旨味がある…!
本記事では実際に運用している結果と運用方法を公開しています。
FX初心者
のがたか
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CFD投資:運用結果
2018年10月からの運用開始:
- 原資:10万円
- 運用銘柄:FTSE100、NYダウ、日経225
- 資産総額:289,023円(+189.03%)
2019年8月時点ではFTSE100を2枚の運用でした。
FTSE100をはじめとした今週のCFD結果まとめ
今週の配当金:+56,594円
累計配当金:+18,224円
資産総額:289,023円(+189.03%)FTSE100爆上げで利確。約9ヶ月くらい運用して2倍くらいになりました、他の株価指数をあわせると3倍ですね。
現在はノーポジ pic.twitter.com/tP2hv6BFVk— のがたか★夏休み (@noggylog) August 2, 2019
FTSE100がぶち上がっていたため、これまで保有してたポジションを利確しました…!
FTSE100だけで合計+74,818円、他の株価指数を合計すると+19万円となりほぼ3倍ですね。(原資10万円なので)
約10ヶ月運用してなかなかいい数字!
▼2019年8月時点の口座状況
これまではくりっく株365(岡三オンライン証券)で運用していましたが、今後はGMOクリック証券で触っていこうと思います。
価格下落リスクをどう抑える
100年に1度と言われたリーマンショック時の値下がりを見てます。
▼FTSE100のチャート
このレベルの大暴落が万が一きた時にロスカットにならないためには必要証拠金+余裕資金が必要です。
GMOクリック証券では1枚当たり100円の値下がりで、1,000円の含み損です。
つまり、3,000ポイントの値下がりに耐えるには3万円余裕資金が必要です。
つまり、必要証拠金1万+余裕資金3万=4万で1枚のFTSE100(イギリス100)を買うとリーマン級でもロスカットになりません。
株価指数CFDとは
日経225、NYダウ、FTSE100、DAXなどの各国の株価指数にレバレッジをかけて取引することが可能。
現在は店頭CFDと呼ばれるGMOクリック証券で運用中。
ざっくりとした特徴は以下の通り。
- 個別銘柄ではなく株価指数に投資
- FXのように買いからも売りからも取引可能
- レバレッジもかけられる
FXは外国通貨を取引対象としていますが、店頭CFDは日経やNYダウなどの株価指数に対して証拠金取引をするということです。
そして、FTSE100の配当金は問題なく受け取ることができますよ。
FTSE100とは
FX初心者
FTSE100とは、イギリスのロンドン証券取引所に上場する時価総額上位100銘柄で構成されるイギリスの代表的な株価指数のことです。
※フッツィーワンハンドレッドと呼びます。
100銘柄なので少ないように見えますが、イギリス全上場企業の時価総額80%をカバーしている規模となっています。
FX初心者
イギリス版日経平均というところですね。
※GMOクリック証券ではイギリス100と呼んでいます。
FTSE100:構成銘柄
FX初心者
HSBCやロイヤル・ダッチ・シェル、ユニリーバなど上位は有名企業が多いですね。
▼組入銘柄上位
ティッカー | 銘柄名 | 業種 | 比率 |
---|---|---|---|
HSBA | HSBCホールディングス | 金融 | 6.66 |
RDSA | ロイヤル・ダッチ・シェル | エネルギー | 6.11 |
BP. | BP | エネルギー | 5.69 |
RDSB | ロイヤル・ダッチ・シェル クラスB | エネルギー | 5.09 |
BATS | ブリティッシュ・アメリカン・タバコ | 生活必需品 | 4.37 |
AZN | アストラゼネカ | ヘルスケア | 4.11 |
GSK | グラクソ・スミスクライン | ヘルスケア | 4.11 |
DGE | ディアジア | 生活必需品 | 3.52 |
ULVR | ユニリーバ | 生活必需品 | 2.52 |
RIO | リオ・ティント | 素材 | 2.28 |
HSBCホールディングスは全世界に展開している金融グループです。売上は10兆円を超えています…(´⊙ω⊙`)
ロイヤル・ダッチ・シェルも世界にガソリンスタンドを展開している超有名企業です。
ユニリーバも聞いたことがあるはず。
FTSE100(イギリス100)は配当金がもらえる
なぜFTSE100を運用しているかの理由は”配当金(価格調整額)”がもらえるからです。
FX初心者
確かに他の銘柄でももらえますが、FTSE100の配当金は飛び抜けて多くもらえます。
▼配当金比較(GMOクリック証券)
正式名称 / GMOでの呼称 | 配当利回り(フルレバ時) |
日経225(日本225) | +25% |
NYダウ(米国30) | -3.5% |
DAX(ドイツ30) | 0% |
FTSE100(イギリス100) | +35% |
ダウやDAXは、±0もしくはマイナスです。
配当金がもらえるのは日経225とFTSE100、見て分かる通りFTSE100の年利がかなりいいです。
※上記は最低必要金額(フルレバレッジ)で取引した場合なのでこの証拠金で取引するとすぐロスカットされてしまう可能性があります。
なので本来の配当利回りはもっと落ちますがこのインパクトはわかって頂けるかと思います。
よくある質問:株価指数を投資するのはCFD?ETF?
FTSE100やNYダウに投資する場合、どうやって投資すればいいのか見てみましょう。
株価指数への投資方法2種類:
- ETF
- CFD
現在FTSE100やダウが買えるのはCFD取引かETF取引になります。
先ほども言いましたが、CFDハレバレッジをかけられるため資金効率があがります。
ただし、ロスカットのリスクはある。
なので、そのリスクを許容できない方はETFの現物投資でもいいですね。
個人的には、おすすめは断然CFD!
無料ではじめる!
※無料で口座開設OK。5分で入力完了。投資するならGMOクリック証券がおすすめ
株価指数CFDを投資をしたいなら店頭CFDのGMOクリック証券がおすすめです。
▼くりっく株365とGMOクリック証券のスペックを比較
取引所CFD(くりっく株365) | 店頭CFD(GMOクリック証券) | |
取扱銘柄数 | 株価指数:4銘柄 | 株価指数:10銘柄 他126銘柄 |
レバレッジ | 最大30倍程度 | 最大10倍 |
取引コスト | 手数料+スプレッド | スプレッド(手数料無料) |
為替影響 | 受けない | 受ける |
税制 | 申告分離課税(20%) | 申告分離課税(20%) |
GMOクリック証券がおすすめな理由:
- 取引手数料無料&スプレッドが狭い
- 取引単位が小さい
- 配当金(価格調整額)が受け取れる
デメリット:
- 為替の影響を受ける
- レバレッジが低い
このような点があげられますね。
特にスプレッドはくりっく株365より大幅に縮小できます。
メリット①:取引手数料無料 & スプレッドが狭い
くりっく株365の大きなデメリットが取引手数料がかかること、スプレッドが広いことが挙げられます。
手数料はだいたい153円程度(片道)
2019年5月現在、スプレッドがかなり広がっています…。
FTSE100は40円前後のスプレッドがあります。
つまり、買った瞬間に-4,000円前後からのスタートとなってしまいます…。
※くりっく株365ではどの証券会社を使ってもスプレッドは同じ。
対して店頭CFDであるGMOクリック証券は取引手数料はかからず、スプレッドもかなり狭いです…!
スプレッドは1ポンド前後。
コスト面では店頭CFDに軍配が上がり、GMOクリック証券が優秀です。
メリット②:取引単位が小さい
くりっく株365では1枚からの取引でしたがGMOクリック証券ではその1/10から取引可能。
くりっく株365よりも少ない資金ではじめることができます。
メリット③:配当金(価格調整額)が受け取れる
店頭CFDのGMOクリック証券では年4回にはなりますが、配当を受け取ることができます。(価格調整額と呼ばれるもの)
▼GMOクリック証券:過去配当状況
2018年は、1枚あたり年間3,711円となります。
例として、FTSE100(イギリス100)をくりっく株365とGMOクリック証券で受け取れる概算配当金を比較していきます。
取引所CFD | GMOクリック証券 | |
2018年配当金 | 23,000円 | 3,700円 |
想定利回り(レバ1倍時) | +3.3% | +3.6%※2 |
想定利回り(フルレバ) | +88.4%(28.7倍) | +36.0%(10倍) |
補足説明
※:配当額が少なく見えるのは、1枚あたりの約定代金に違いがある為。
約定代金の計算式は、【取引価格×英ポンド円為替レート×0.1】
7,264円(取引価格)×140円(ポンド円) ×0.1 = 101,696円(約定代金)
この約定代金ももとにしたレバ1倍時の利回り:
3,700円(年間配当)÷ 101,696円(約定代金) = +3.6%(利回り)
現在の計算では配当の利回りは同じくらい、むしろ店頭CFDの方が少し高いですね。
プラスしてスプレッド分を加味するとトータルで優位に立てる。
デメリット①:為替の影響を受ける
くりっく株365は円取引になるため為替の影響を受けませんでしたが、GMOクリック証券ではポンド円の取引レートの影響を受けます。
つまり、本来のパフォーマンス以外のところで価格が変動しパフォーマンスが変わってきていまうということ。
利益が増える場合もあれば、減る場合もある。読めない部分は大きくなりますね。
デメリット②:レバレッジが低い
くりっく株365の最大レバレッジは30倍を超えているのに対し、GMOクリック証券は10倍まで。
資金効率の面では悪くなってしまいます。
事実、ぼくの運用でも価格が落ちてくると10倍以上のレバレッジになっていることもあるのでこのまま運用すると、ロスカットになってしまう可能性も。
仮に今からGMOクリック証券に乗り換えるなら買い増しタイミングや証拠金に対しての保有数を検討する必要がありますね。
ただ、最小取引単位が小さいので細かい枚数調整は可能です。
NYダウや日経のトレードにも最適!
FTSE100にもおすすめですが、他のCFD取引にもGMOクリック証券はおすすめです。
特にNYダウや日経225のトレードには最適。
スプレッドが狭く無駄なコストは国内No.1といっていいほど抑えられています。
実際にぼくもGMOクリック証券でNYダウや日経をトレードしています。
これから運用しようと思っている方も、すでに運用中の方もGMOクリック証券に登録しておいて損はありません。
トレードでけっこう利益出てます!
ダウショート指値にかかって決済されてた
もっと利確先でもよかったけど良き。
ここからは様子見しまっす
枚数減らして長めに持つかな pic.twitter.com/LW0Df1OoVw— のがたか (@noggylog) 2019年5月13日
GMOクリック証券をもっと詳しく知りたいなら、GMOクリック証券のメリット・デメリットをレビュー!をご覧ください。

(参考)くりっく株365のルール変更で長期保有不可に
2019年5月以前までは、くりっく株365での取引をおすすめしてきましたが、仕様変更があり、ぶっちゃけ使いづらくなっています。
くりっく株365で長期保有できなくなる?
先物みたいに限日つくるから強制決済かなんーFTSE100の配当もらい続けるのが厳しくなったねこりゃ
先送りにしてる課税もそこでかかるし取引所株価指数証拠金取引における現行商品の上場廃止と新商品上場についてhttps://t.co/Q8Xsu8dsrW
— のがたか (@noggylog) 2019年5月24日
くりっく株365でルールが変わることになりました。
これまで保有ポジションは無期限保有可能でしたが2021年3月をもって上場廃止、2021年3月で強制決済となります。
今後は2020年9月に1年に1度だけ限日取引を対象株価指数で決済する新商品を上場する予定です。
2021年3月以降は無期限保有は不可になり長期的に保有することができなくなりました。
つまり、”長期保有”による配当投資は事実上、不可ということです。
くりっく株365の廃止というか、改変は弱りましたね。FTSE100の永久保有という作戦(?)がダメになりました。同じことを考えていた人が多すぎたということなんでしょうが…。
— ワイズ (@Ys_investment) 2019年5月24日
おいしい投資先にはすぐにメスが入ります。笑
個人的な意見としては、まあしょうがないかなというところ。
厳しくなったと書きましたが、戦略を考えれば全然継続できると思いますよ
いままでの方法ができなくなったという意味で。
限日に含み損抱えてるときついっすね、なので長期で放置はきついことが想定される、適宜いいタイミングで決済必要— のがたか (@noggylog) 2019年5月24日
なので、おすすめした店頭CFDのGMOクリック証券で運用することにメリットがあります。
無料ではじめる!
※無料で口座開設OK。5分で入力完了。
まとめ:FTSE100
本記事では株価指数CFD投資を紹介しました。
FTSE100は配当金込で狙っていきます。
ETFではなく、レバレッジがかけられるCFDを利用することで資金効率を上げる。ただロスカットリスクはあるので、そこは要注意ですね。
なるべく早く始めることで複利のパワーが働き、後々ガンガン配当金がもらえるようになります。
無料で登録可能、値上り益の期待値は高いと思っているので興味ある方は少額でも始めてみること推奨です。
のがたか
CFDの投資商品