FX初心者
のがたか
現在、ロボアド・投信・米国株など多くの現物を所有。
基本的には価格が上がれば利益が出るというポジションを持っています。
暴落が来たときは大きくマイナスになり、投資活動が停滞してしまうことも。
本記事の内容:
暴落時になにもできず利益が減るのを見ているだけの方向け
- 株価指数CFDを売ってリスクヘッジ
- GMOクリック証券の米国30・日本225とは
リスクヘッジとしてGMOクリック証券で米国30・日本225を売る(ショート)戦略を行なっています。
今回はその理由と、なぜGMOクリック証券なのか?じっくり解説していきます。
今まで、下落局面ではただただ減っていく含み益を見ることしかできなかった方でも、こういった考えを持っておくことで自分の投資のリスクヘッジとなり得ます。
下落局面でも積極的に利益をとっていくことができますよ。ぜひじっくりご覧ください。
タップできる目次
なぜ米国株価指数をショート(売る)するのか?
現在、株式銘柄の現物を多く所有しています。
運用中の現物:
いずれも価格が上昇すれば利益がでる銘柄となっていて、上昇局面では問題ないですが下落局面では増えていく含み損を眺めているだけで、なにもすることができません。
また、塩漬けになるので他の投資にお金をまわせず機会損失も伴います。
そんなときのリスクヘッジ。
リスクヘッジとは、起こりうるリスクの程度を予測して、リスクに対応できる体制を取って備えることです。
例えば、資産運用において、現物(株式など)を買い付けると同時に、先物市場で同量の売り注文を出して、現物の値下がりが続きそうなときに、先物市場で先に売ったものを安く買い戻せば、現物取引で生じた損失をカバーできます。引用元:SMBC日興証券
金融で言われるリスクヘッジとは、ざっくりと以下の方法。
- 現物損失のカバー
- 現物のマイナス分をショート(売り)することによって±0にする
このような意味合いになります。
下落トレンド・暴落時ではこのリスクヘッジが自分の資産を守るためにとても有効です。
ショートをすることで落中でも利益を出すことができ、その利益で再投資することで、現物の価格が戻った・高騰したときには今以上に利益を大きくすることができるのです。
もちろん反対に動いた場合にはロスカットになるので余裕資金は必要です。
ですが、ヘッジをかけて成功したときは大きい。なので個人的には積極的に局面ではショートしていますよ。
米国株価指数トレード履歴
これまでの主なCFDトレードの履歴を紹介します。
GMOクリック証券で、米国株価指数である米国30(ダウ)と日本225(日経225)をつかっています。
2019年5月:米国30・日本225ショート
NYダウで2018年10月からの暴落、そしてその後のリバで週足での大きな三尊天井が構築されているのを確認。
大きな下落が予想できたので、4月下旬からじっくりと米国30を売っていきました。
めざお@Mezaoku_tweet さんやっときましたね pic.twitter.com/y4SP9kjMjh
— のがたか (@noggylog) 2019年4月25日
この時点で+1万円程度。そこから日経225に乗り換え。
利確からの日経225ショート
— のがたか (@noggylog) 2019年4月25日
日経225、2週くらい前から10枚ショート入れっぱなし。
もうちょい引っ張る pic.twitter.com/PM4dKzifMx— のがたか (@noggylog) 2019年5月7日
現在、トランプ大統領の発言をきっかけに下落がはじまっています…!
現在5万円程度の含み益ですが、もう少し引っ張ります。
追記:
ブログを書いている途中で決済しました。
日経225いったん決済。
次、米国30の売り場探します pic.twitter.com/QzafHDlF1H— のがたか (@noggylog) 2019年5月8日
2019年3月:日経225 配当日前後の取引
CFD(くりっく株365)の日経225では配当があります。1枚あたり約17,000円と大きい配当です。
前回は3月。その配当日前後にトレードをしていました。
日経225、1日で4万あざす
押し目作ったら配当用に買い直す pic.twitter.com/EGW0qlhGPn— のがたか (@noggylog) 2019年3月26日
日経225の権利確定日を挟んだトレードは、トータル+5万円で終えました
配当前:+40000円
配当後:トレード損-5000円、
配当17000円でトータル+12000円で、あわせて+52000円ですねぇ
うん、よかったよかった pic.twitter.com/UHMporJu8x
— のがたか (@noggylog) 2019年3月27日
このような感じで配当を挟んでトレードを行い、原資20万円で約5万円の利益を出すこともできています。
詳しくは、日経225で配当投資!儲けられるのか実際に検証で詳しく検証していますのであわせてご覧ください。
のがたか
GMOクリック証券の米国30・日本225とは
今回利用している証券会社はGMOクリック証券です。
米国30・日本225はGMOクリック証券の独自の商品です。
米国30
アメリカのCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)に上場されているダウ先物ミニ(E-mini Dow($5) Futures)が参照原資産となっているCFD。
ダウ先物ミニは、アメリカのダウ平均株価(ダウ工業株30種平均)の先物で、CMEで取引されています。
ダウ平均株価は、アメリカのNY証券取引所とNASDAQに上場している、様々な業種を代表する30社の株価から算出されている株価指数です。
世界一の経済大国であるアメリカを代表するような30社から構成されているため、世界を代表する株価指数として、世界中の投資家から注目されています。
▼構成銘柄
Apple | インテル | マイクロソフト |
メルク | エクソン・モービル | シスコシステムズ |
ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス | ユナイテッド・ヘルス・グループ | ジョンソン・エンド・ジョンソン |
NIKE | JPモルガン・チェース | ユナイテッド・テクノロジーズ |
ファイザー | マクドナルド | P&G |
ボーイング | Visa | 3M |
ウォルト・ディズニー | IBM | ベライゾン |
ゴールドマン・サックス・グループ | ウォルマート | アメリカン・エキスプレス |
コカ・コーラ | ダウ・デュポン | シェブロン |
キャタピラー | ホーム・デポ | トラベラーズ |
日本225
こちらもCME、シンガポール証券取引所(SGX)に上場された日経225株価指数の先物を参照原資産としたCFD。
日経225はご存知の通り日経平均を構成している225社からなる株価指数です。
GMOクリック証券で売る理由
これまでCFD取引はFTSE100配当投資でくりっく株365を利用していましたが、トレードにはGMOクリック証券を使っています。
>>FTSE100は配当がもらえる株価指数!CFDで投資するメリット・デメリットを徹底解説!
GMOクリック証券を使う理由は大きなメリットがあるから。
特に売る場合はメリット多いです。
くりっく株365と比較しつつ、メリット・デメリットを解説します。
GMOクリック証券を使うメリット:
- 最小取引単位が小さい
- スプレッドがかなり狭い
- (参考)米国30なら売りでも金利・配当がもらえる
デメリット:
- 最大レバレッジが低い
メリット①:最小取引単位が小さい
GMOクリック証券の取引単位は1枚から。1枚といってもくりっく株365の1枚の0.1枚相当です。
つまり、くりっく株365の1/10の単位になり、少ない枚数で取引が可能です。
GMOクリック証券で1枚で投資:
- 日本225が100円下落→1,000円の損失
くりっく株365で1枚投資:
- 日本225が100円下落→10,000円の損失
このように最小取引単位が小さいので、リスクを抑えた投資も可能です。
メリット②:スプレッドがかなり狭い
画像を見てもらえれば一目瞭然。
左がGMOクリック証券、右がくりっく株365
スプレッドは状況によって変化していきますが、現状でも約7倍程度の差があります。
米国30:
- 投資した瞬間に-200円からスタート
くりっく株365:
- 投資した瞬間に-1,500円からスタート(さらに150円程度の手数料も発生)
コスト面ではGMOクリック証券に分があるのは明らか。
短期トレードではGMOクリック証券でOKですね。
▼CFDのスプレッドの差(くりっく株365と比較)
銘柄 | GMOクリック証券 | くりっく株365 |
日本225 | 2〜10 | 10〜20 |
米国30 | 2〜10 | 10〜20 |
イギリス100 | 2〜10 | 20〜40 |
ドイツ30 | 1〜10 | 20〜30 |
正直、圧倒的な差ですね。
CFDをトレードする方は選択肢のひとつとしておすすめです。
(参考)米国30なら売りでも金利・配当がもらえる
米国30の場合、価格調整額という名目で配当的なものが受け取ることができます。
反対に日本225は支払いとなりマイナスとなります。
とはいえ、そこまでの大きな額ではないので、個人的にはあまり気にしていません。
デメリット:最大レバレッジが低い
個人的なデメリットとして、くりっく株365が30倍程度の最大レバレッジに対し、GMOクリック証券は10倍となっています。
最大レバレッジが高ければ、ロスカットまでの下落幅が大きく許容できます。
ですが、メリットになる場合もあり仮にロスカットした場合でも多くの資金が残っているので再投資が可能。
逆にレバレッジが高いと多くの資金を失ってしまうのでダメージも大きいです。
この辺は人によってメリットにもなりますし、デメリットにもなる部分かなあと思っています。
2019年、来たる暴落に備えてショートする
リスクヘッジとしてショートポジションをつくる準備は完了しています。
その理由は、来たる暴落に備えてリスクヘッジとしてのポジション保有です。
現在は日本225で売っていますが、米国30にも乗り換えつつトレードしていきますよ。
チャンスの多い方で売っていきます!
また、その後の戦略としては、ショートで利益が出た場合は米国株配当投資の原資として投資を加速させていきたいですね。
CFDトレード、なんとなくだけどけっこうハマってる感 is ある
トレードで利益出してFTSE100の配当投資に流す作戦。あと3万でもう1枚買える pic.twitter.com/vD7j3Fmsev— のがたか (@noggylog) 2019年5月6日
まとめ:米国30・日本225でリスクヘッジ
今回は、来たる暴落に備えてリスクヘッジをしましょうというお話でした。
ショートを使えるようになることで、投資の幅が広がります。現物のリスクヘッジだけならレバレッジをかける必要もありません。
(ですが、ロスカットがあることはお忘れなく)
個人的には思惑と逆に価格が高騰したとしても現物の利益が出ているので良しとします。
これまで暴落を指を加えて見ているだけだった方も少額からでもいいと思うので積極的に投資してみるのがいいですよ。
CFDトレードにおすすめはGMOクリック証券。メリット多め。
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3ステップ5分程度で始められることができるのでこの機会にぜひ始めましょう!
GMOクリック証券をレビュー
GMOクリック証券のメリット・デメリットを徹底解説!
評判や口コミもまとめてレビューしています。結論から言うとレバレッジ取引をするには必須の証券会社。使い勝手もよくコストもかなり低いですよ。
CFDの投資商品