おすすめFX会社 厳選5選!

ダイバージェンスとヒドゥンダイバージェンスを使ってトレンドの終わりを判断!

MACDとあわせて覚えておきたいテクニカルがダイバージェンスとヒドゥンダイバージェンス!

詳しく解説するよ!

ダイバージェンスとヒドゥンダイバージェンスを使ってトレンドの終わりを判断!のがたか

ダイバージェンスはトレンドの継続や終わり、始まりを示唆するテクニカル分析のひとつです。

覚えておくと、トレンドの見極めにつかうことができますよ。

今回は、ダイバージェンスとヒドゥンダイバージェンスを詳しく説明します。

ダイバージェンスとヒドゥンダイバージェンスを使ってトレンドの終わりを判断!FX初心者

どんな手法なんだろ?

ダイバージェンスとは

インジケーターの中でもオシレーター系特有の考え方の一つにダイバージェンスがあります。

ダイバージェンスとはレートとオシレーターが真逆の動きをすることを言います。

MACDのチャートを使用して説明します。

チャートの印をつけたところを見てください。

ダイバージェンスとヒドゥンダイバージェンスを使ってトレンドの終わりを判断!

ローソク足(レート)は前の高値より低いところに高値を付けているのに対し、MACDで同じところを見てみると、前の山よりも高くなっています。

このように、実際のレートとインジケーターの動きが異なることをダイバージェンスと言います。

ダイバージェンスとヒドゥンダイバージェンスを使ってトレンドの終わりを判断! MACD(マックディー)でゴールデンクロス・デッドクロスを判断!時間足トレンドで有効活用【レンジNG】

ダイバージェンスが意味すること

ダイバージェンスは、トレンドの終了を示唆します。

時折、ダイバージェンスは「トレンドの転換点!反転するサイン!」というような記載を見かけることがありますが、これは間違いです。

ダイバージェンスの出現だけでトレンドの方向性を決定付けることはできません。

あくまで、

「そろそろトレンドが終わるかも~」「少しもみ合い相場になりそうかも~」

ということを意味します。

ここの解釈はくれぐれもお間違いのないように気をつけてください。

そもそもダイバージェンスが何故発生するのか?というと、これは投資家心理が関係しています。

ダイバージェンスとヒドゥンダイバージェンスを使ってトレンドの終わりを判断!のがたか

カンタンに説明をすると、「前回の高値よりも伸びなかったから」ということになります。

▼チャートを拡大

ダイバージェンスとヒドゥンダイバージェンスを使ってトレンドの終わりを判断!

 

左の青い枠の中に比べ、右の緑の枠の伸び率があまりありません。

ダイバージェンスはこのような状況のときに発生する現象となっています。

この仕組みが理解できると、

「そろそろダイバージェンスが発生しそう」

ということもわかるようになってきます。

ダイバージェンスとヒドゥンダイバージェンス

ダイバージェンスはトレンドの終了を示唆する現象です。

そのダイバージェンスに対し、トレンドの継続を示唆するヒドゥンダイバージェンスです。

ダイバージェンスとヒドゥンダイバージェンスの見分け方は以下で確認。

ダイバージェンス

上昇トレンドの場合:

  • レート: 高値切り上げ
  • オシレーター: 高値切り下げ

 

下降トレンドの場合:

  • レート: 安値切り下げ
  • オシレーター: 安値切り上げ

 

ヒドゥンダイバージェンス

上昇トレンドの場合:

  • レート: 安値切り上げ
  • オシレーター: 安値切り下げ

 

下降トレンドの場合:

  • レート: 高値切り下げ
  • オシレーター: 高値切り上げ

 

ヒドゥンダイバージェンスが発生する理由は、

「レートが上昇トレンド継続を示しているときにオシレーターが売られ過ぎから買いへと転換したから」

ということになります。

ダイバージェンスとヒドゥンダイバージェンスを使ってトレンドの終わりを判断!

ヒドゥンダイバージェンスは、ダイバージェンスより見落とされがちの現象ですが、見つけるとトレンド継続を示唆してくれるので頼もしい現象。

もちろん、あくまで「示唆する」ということなので過信は厳禁です。

ダイバージェンスとヒドゥンダイバージェンスは似ているため、最初は「どっちがどっち??」と混乱してしまうこともあります。

最初のうちは「これは?」と思う状況がチャートで確認できたらダイバージェンスとヒドゥンダイバージェンスの見分け方を頼りに確認してくださいね。

ダイバージェンスの信用度を上げるために

ダイバージェンスはオシレーター系のインジケーターだけではなくトレンド系のインジケーターでも確認することができます。

例えば、ローソク足と移動平均線です。

ダイバージェンスとヒドゥンダイバージェンスを使ってトレンドの終わりを判断!

イメージとしては、チャート上でローソク足の高値(ヒゲの部分)がほぼ同じ高さなのに対し、移動平均線の高値は下がっています。

本来であれば、ローソク足の高値が右側の方がもっと高ければよりわかりやすく見事なダイバージェンスとなります。

オシレーター系のみのときよりもトレンド系でも確認ができた場合、示唆の意味合いがより強くなるので同時に発見した場合は、いったん決済するかポジションを減らしてもいいですね。

まとめ:ダイバージェンスとヒドゥンダイバージェンス

ダイバージェンスとヒドゥンダイバージェンスを使ってトレンドの終わりを判断!

ダイバージェンスやヒドゥンダイバージェンスが出現したときは、それぞれ、「トレンドの終了」や「トレンドの継続」を示唆するということです。

とはいえ、あくまで「示唆」なので、「ダイバージェンスがでたからトレンドが終わる!」と決めつけないようにするのがいいですね。

頻繁に現れる現状ではありませんが、見つけたときには「注意しよう」くらいにとどめておくくらいがちょうどいいですよ。

テクニカル分析