今回は、チャートの基本テクニカルの基本とも言える、
- ダブル・トリプルトップ
- ダブル・トリプルボトム
- ヘッドアンドショルダーボトム・トップ
初心者の方やなかなか良い成績が出ないという方は、ぜひ参考にしてください。
タップできる目次
ダブルボトムとは?
ダブルボトムとは、下落トレンドでチャートに安値が2つ現れる形(パターン)です。
その安値を引いたラインは、右に傾いていたり左に傾いていたり水平になる場合があります。
どれも上にあるレジスタンスライン(ネックライン)を上にブレイクします。
そのブレイクが起こった時にダブルボトムと言えます。
ダブルボトムは下落トレンドの終了つまりトレンドの転換です。
また新たな下落トレンドが生まれるか、一定の値幅を行ったり来たりするレンジ相場になるか、逆の方向に上昇トレンドになるかはその後の状況次第ですが、
『下落トレンド時にダブルボトムがチャートに見えたら、トレンド転換』
つまり、今までのトレンドは終了です。
これを覚えておいてください。
ドル円ダブルトップっぽいんで売ってみる pic.twitter.com/SOc7KCEiWG
— MT4でFX (@MT4deFX) December 19, 2019
日経平均
週足でみると綺麗なダブルトップ。。
ここから年末最終章
どうなるのか。。 pic.twitter.com/GO46XR7gA7— ヤス💫節約投資家👔リーマンブロガー (@PnPlcLpERyLlQum) December 13, 2019
ダブルトップとは
つづいて、ダブルトップです。
これは、先程のダブルボトムとは逆で上昇トレンド時に高値が2つある形(パターン)です。
その高値を引いたラインが右に傾いていたり左に傾いていたり水平になる場合があります。
下にあるサポートライン(ネックライン)を下にブレイクします。
そのブレイクが起こった時にダブルトップと言えます。
上昇トレンドの終了です。
『上昇トレンド時にダブルトップがチャートに見えたらトレンド転換』
つまり、今までのトレンドの終了です。
大きな流れはどっちに向いているのか?それを知ったうえで時間軸を変え自分のトレードスタイルに合った取引をする。日足ではヒゲだがフラクタルに見ると三尊だったりダブルボトムだったりする。もっと言えば三尊が2つ形成されたりする。意外と時間の流れが穏やかなのでエントリーを逃しても次がある。 pic.twitter.com/JQxWefDjaQ
— クロクロスケ@FX (@kurosuke_slime) December 19, 2019
トリプルボトム・トリプルトップもある
ダブルの他にもトリプルもあります。
先程のダブルトップとダブルボトムでは高値安値が2つでしたが、トリプルボトムとトリプルトップは、高値安値が3つあります。
結局のところ同じで、トレンド転換のサインになります。
上昇トレンド時にダブルトップが現れれば上昇トレンドの終わりで、下落トレンド時にダブルボトムが現れれば下落トレンドの終わり。
ダブルと同じように今までのトレンドが終了する可能性があると覚えれば問題ありませんね。
ドル円4時間足、トリプルボトム。108.50底固いのかも知れないけど、雲がウザい。 pic.twitter.com/KQnBQHoG6h
— ますます@日経先物トレーダー (@masmas_555) December 12, 2019
日足でみたもの。7月にきれいなトリプルボトムをつけていますね。 pic.twitter.com/9ZkDjpDsJy
— 財布 (@zaifhj) December 13, 2019
ネックラインがポイント
ダブルボトム・ダブルトップを判断するにはネックラインが重要です。
ネックラインがポイントとは:
相場は一定の間隔(値幅)を行ったり来たりしています。
その間隔をある時超えたり割ったりするラインがネックラインです。
ネックラインをつくりながらそのネックラインを超える又は割っていきます。
そして、新たなネックラインをつくります。相場はその繰り返し。
なので、ネックラインを超えてダブル・トリプルボトム、ダブル・トリプルトップが現れたからと言って、必ずしも逆の方向にトレンド転換するとは言えません。
あくまで、そういう可能性があると思いながらトレードをすることが重要です!!
ユーロドル
ダブルボトムのネックラインからのロングを狙っている
現在はトレンドラインを抜けてリテストしていて、戻りまでの売りチャンスっぽく見えるけど、ラインの抜けが弱くて、このままヨコヨコ調整が入ってからの上昇パターンもイメージできます
軌道が完全にイメージ出来てからエントリー pic.twitter.com/HDLNQKlM3f— 林檎 (@hkjapanngo) December 19, 2019
リスクリワードの取り方その2
水平線やトレンドライン、チャネルからもリスクリワードは出せるし、このようにダブルやトリプルからもリスクリワードは出せるモン
ただこの時に最重要視しなければいけないのは、ネックラインはどこにあるのかって事だモン😁
ネックラインは横だけではないモン pic.twitter.com/hIE5fZTP8R— 七福神 毘沙門天 @富富富 (@bishamondamon) December 16, 2019
もっと可能性を高めるには三尊天井・逆三尊
もっと可能性を高めるには、三尊天井(ヘッドアンドショルダートップ)、逆三尊(ヘッドアンドショルダーボトム)です。
これは、読んで字のごとくヘッド(頭)ショルダー(肩)で構成されたものです。(日本では三尊天井・逆三尊と呼ばれることが多い。)
3つの山の真ん中の山が一番高いパターンを特に三尊(さんぞん)といいます。 3つの山を結んだ線を天井(でんじょう)といい、相場が天井を抜くことはもうないだろう、という分析から売り、という活用法になります。 pic.twitter.com/urKD4eu0qP
— 必勝バイナリー (@hisyobinary) December 20, 2019
3つの高値安値の真ん中が高値安値であるものです。
- 逆三尊は真ん中が1番安値
- 三尊天井は真ん中が1番高値
三尊・逆三尊は、レジスタンスライン(ネックライン)を超えた場合、トレンドが逆になる可能性が高まります。
これも確実ではありませんが、ダブル・トリプルトップ、ダブル・トリプルボトムよりは、トレンドが逆になる可能性が高いです。
きれいな三尊天井でした
ユーロ豪ドルS
1.63099➡️1.62878(+22.1銭) pic.twitter.com/AQGVX4blrU— えいと (@investor_eight8) December 17, 2019
まとめ:ダブルボトム・ダブルトップ・三尊・逆三尊
このチャートの仕組み又は流れを理解していることで、相場の仕組みや流れをよむのに非常に便利になると思います。
そして、初心者や相場感に慣れることができなかった人も少しは、良くなればと思います。なので、もう1度復習になりますが、下記をしっかりと理解してトレードをしてみてください。
ダブル・トリプルボトム、ダブル・トリプルトップが現れたら下記になる可能性がある。
- トレンドが終了し、逆のトレンドが発生する可能性がある
- トレンドが終了し、また同じトレンドが発生する可能性がある
- トレンドが終了し、レンジ相場になる可能性がある
- 三尊・逆三尊は、トレンドが逆になる可能性が高い
これらを理解して、自身のトレードに役立ててみてくださいね。