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フィボナッチ比率を使ったFXのトレード手法とはどんなもの?基本情報から取引手法まで徹底解説

テクニカルトレードをしていて「フィボナッチ級数に関するトレード」について聞いたことある人は多いと思います。

その中には「なんて宗教的な方法なんだ…」とフィボナッチトレードに疑念を抱いた人は少なくないはずです。

今回は、これにしっかりとした根拠があることも交えて解説していきたいと思います。

フィボナッチ数とは何か?

3.5.8.13.21.34.55.89……と、前の2つの数を加えると次の数になる数列がフィボナッチ数列で、フィボナッチ数とは、端的に表すとその数列を構成している数のことです。

フィボナッチ数は自然界にも数多く出現しており、花弁の数はフィボナッチ数であることが多いといわれています。

例えば、ユリは三枚で、コスモスは8枚、ユウセンギクは55枚です。

このような、フィボナッチ数がなぜ為替相場でも使えるのでしょうか?

それは、実際に大物投資家が押し目や利確を行い損切を図る際に、自然とフィボナッチに依ったトレードを行っている可能性があるからです。

大物投資家や一般投資家が「ちょうどいい」と思うラインが一般的に「美しい」といわれるフィボナッチ比率に準拠している可能性は十分にあります。

ちなみに、FXにおける、フィボナッチトレードとは、前述したようなフィボナッチ数列をトレードに応用したもので、実際には、相場の上昇局面における一時的な押し目や、下降局面における一時的な戻りを予測するために使うテクニカルなものとして用いられます。

フィボナッチトレードを行う際のメリット、デメリット

フィボナッチトレードは前述したようにテクニカル分析で戻りや急な下落を予測することができ、フィボナッチトレードを行うにあたっての、メリットデメリットは以下の通りです。

メリット

メリット①:抵抗線や支持線の予測が可能。

抵抗線や支持線をフィボナッチリトリートメントやフィボナッチエクスパンションといった方式を使えば、どのあたりが抵抗線や支持線になるのかが視覚的にわかります。

これらの方式については、フィボナッチを行う際のトレード方法で解説してありますのでそちらをご覧ください。

メリット②:相場を読むことができる

こを利用することにより、簡単にトレンドラインの騰落率などの相場を読み取ることができます。

視覚的、かつロジカルに相場を判断できるようになり、日々のテクニカルトレードが楽しくなります。

メリット③:視覚的にわかりやすく判断することができる。

フィボナッチはFXトレードの中で最もだましが少なく、視覚的に判断できるインジケーターです。

オシレーターのRSIなどはだましが非常に多いうえ、チャートとは別の画面で表示するため、視覚的には非常にわかりにくい指標です。

一方で、フィボナッチは線を結べば、同一チャート上に自動的に表示されるため視覚的には明快、かつ分かりやすい指標となっています。

デメリット

デメリット①:レンジ相場の際には機能しなくなる

レンジ相場の際に、フィボナッチ系の分析ツールは利用することができなくなります。

あくまでも、フィボナッチトレードは、トレンドラインの変化を読み取るのに強いトレード手法なので注意しましょう。

デメリット②:あくまでも、あいまいな指標

フィボナッチ分析は「なんとなく」を把握するためにある手法です。

また、トレンドラインの「底」だと見限ったものが実は違ったり、トレンドラインだと認知したものの、それが非常に弱いトレンドラインであったりすると、フィボナッチによる分析は外れます。

そのため、フィボナッチトレードは、「自分の感覚の補助」であると認識することがベターです。

フィボナッチを行う際のトレード方法

フィボナッチトレードを行う際の方法として以下のような分析方法があります。

  • フィボナッチリトレースメント
  • フィボナッチファン
  • フィボナッチタイムゾーン
  • フィボナッチエクスパンション
  • フィボナッチアーク
  • フィボナッチチャンネル

これらは複数使うケースはあまりありませんが、どれもテクニカル分析において非常に有用ですので、一挙解説していきます。

フィボナッチリトレースメント

フィボナッチ比率を使ったFXのトレード手法とはどんなもの?基本情報から取引手法まで徹底解説

(参考:MT5(メタトレーダー5)のフィボナッチ系オブジェクト(フィボナッチリトレースメント等)の描き方 | OANDA FX/CFD Lab-education(オアンダ ラボ))

フィボナッチリトレースメントとは、トレンド転換時の押し目を底ととらえることにより、反動の度合いを把握するための指標です。ちなみに、「リトレースメント」とは「後退する」という意味です。

フィボナッチリトレースメントでは、フィボナッチ比率に用いられた「38.2%」「61.8%」のほかにも、補足的に「50%」を使います。

上のチャート足の場合、A点からB点へ下降した際の戻りを把握することができます。この場合、トレンドラインがさほど強くなかったため、戻りが50のライン程度まで行きました。

このトレンドが強くなればなるほど戻りは低くなり、レンジ相場へ陥る傾向があり、「フィボナッチリトレースメント」は、上昇トレンドの下落率にも同じように利用することができます。

トレンドラインはどこからが強い?

トレンドラインは前述したように、非常に「あいまいな」指標です。

そのため、今回は、「強いライン」について、定量的に解説していきます。

フィボナッチ比率を使ったFXのトレード手法とはどんなもの?基本情報から取引手法まで徹底解説

(参照:佐藤光の今日から活かせる!「テクニカル分析」講座 株価チャート分析編 【第2回】トレンドの見極め方 | 大和証券

強いトレンドラインとは、端的に言うと、「上値抵抗線」がうまく線で引けて、さらに、「下値支持線」が引けた場合のことを指します。

また、このトレンドラインが長期的に持続した場合は、より強いトレンドとして認識することができ、このトレンドが抵抗線、もしくは支持線から外れた際に先ほどの「フィボナッチリトレースメント」を使うことができます。

フィボナッチファン

フィボナッチ比率を使ったFXのトレード手法とはどんなもの?基本情報から取引手法まで徹底解説

(参照:フィボナッチファン|ヒロセ通商株式会社

フィボナッチファンとは、上記のように表示されます。このトレンドは「底から天井」にトレンドラインが構成された際に線を引き、普段は視覚的に把握することができない三本の線を把握することができ、これらの線は支持線と抵抗線のレベルを表しています。

より正確な予測を得るためには、「フィボナッチファン」のほかにも「フィボナッチタイムゾーン」などの指標とともに使用することがお勧めです。

フィボナッチタイムゾーン

フィボナッチ比率を使ったFXのトレード手法とはどんなもの?基本情報から取引手法まで徹底解説

(参照:フィボナッチ タイムゾーン – フィボナッチツール – MetaTrader 5のヘルプ)

フィボナッチタイムゾーンとは、前述したようなフィボナッチ数列の間隔を時間軸に対して用いる垂直線です。

上の図のように、垂直線が引かれた場所では、大幅な価格変動が期待されます。

フィボナッチエクスパンション

フィボナッチ比率を使ったFXのトレード手法とはどんなもの?基本情報から取引手法まで徹底解説

(参照:フィボナッチエクスパンション – フィボナッチツール – MetaTrader 5のヘルプ)

フィボナッチエクスパンションは、フィボナッチリトレースメントと類似した分析手法ですが、両者には大きな違いがあります。

なぜなら、フィボナッチリトレースメントは第一波の騰落を予測できるのに対して、フィボナッチエクスパンションは第二波に基づいて、第三波を予測するからです。

このテクニカル手法の線の引き方は、頂上の部分から一回目の底の部分と押し目ラインの頂上の計三点を引くことで、次の騰落する幅を予測することができます。

なお、この指標はフィボナッチリトリートメントとは違い、最初のトレンドが上昇トレンド時には利用することができません

分析の方法は、フィボナッチリトリートメントと同じで、「38.2」と「61.8」のラインで判断することが多く、トレンドラインが強いと「38.2」付近で、トレンドラインが弱いと「61.8」付近まで下落します。

フィボナッチアーク

フィボナッチ比率を使ったFXのトレード手法とはどんなもの?基本情報から取引手法まで徹底解説

(参照:フィボナッチアーク – フィボナッチツール – MetaTrader 5のヘルプ)

フィボナッチアークとは、フィボナッチリトレースメントをアーチ状にしたテクニカルモデルのことです。

フィボナッチリトレースメントと同じように、トレンドラインの底と頂上を結ぶことで、フィボナッチアークは形成することができ、二番目の極点(=結んだ谷の部分)を中心に楕円形を作り、

この楕円形は、38.2、50、62.8%とフィボナッチレベルでトレンドラインを表す指標となります。

これらのフィボナッチレベルは、は支持線と抵抗線のレベルを表していて、多くの人はフィボナッチファンと組み合わせて利用します。

抵抗線と指示線の強さは、フィボナッチアークと、フィボナッチファンの継続、逆転で決定されるケースが多いです。

フィボナッチチャンネル

フィボナッチ比率を使ったFXのトレード手法とはどんなもの?基本情報から取引手法まで徹底解説

(参考:フィボナッチ チャンネル – フィボナッチツール – MetaTrader 5のヘルプ)

フィボナッチチャンネルとは上のグラフのような平行なトレンドラインで形成することが多く、このツールは一単位幅(=トレンドラインの頂上と底を結び合わせたもの)においてフィボナッチ数を利用しています。

上の図のようにチャンネルが0.618倍から始まり、1.0000倍、1.618倍、4.236倍等のフィボナッチ等のフィボナッチ数に等しい倍率の値で平行線を描写することができ、第五番目の波が終了した時点で、トレンドラインの崩壊が期待できます。

フィボナッチリトリートメントと同じようにフィボナッチチャンネルはトレンドラインの始点と終点を結ぶことにより自動で表示することができますが、正しく分析するためには注意が必要です。

正しく表示するためには上昇トレンドでは上部のチャンネルを、下降トレンドでは下部のチャンネルを制限する必要があります。

フィボナッチトレードを行うためには

フィボナッチトレードを表示するためには、PCソフトウェアが必要です。

MT4をはじめとするスマホアプリケーションだと、基本的にフィボナッチを用いたトレードは行うことはできません。

PCプラットフォームでフィボナッチトレードを行う場合、MT4やMT5で使うことがお勧めです。一応、OANDAの独自プラットフォームなどでも利用することができますが、数値を最初から自信で設定しなければいけないため、少し作業が多くなります。

また、線を引くのが多くなり、演算の必要性が発生するため、PCにはそれなりの負荷が発生します。

そのため、フィボナッチトレードを行う際には、最低でも「intel core i3」のCPUを搭載しているパソコンをお勧めいたします。

まとめ

フィボナッチトレードはテクニカルトレードを基本としたトレンドラインの「あいまいさ」を判断するためにある指標です。

なので、確実なトレンドの終焉時には効能を発揮しますが、あいまいなトレンドラインで使うと失敗してしまうケースが多いため注意が必要です。

また、アプリケーションには基本的に対応しておらず、フィボナッチトレードを行うためには、PCが必要で、ソフトウェアはMT5もしくはMT4がお勧めです。

スペックについては、かなり精緻な分析が必要になるケースが多いため、最低でもintel core i3のCPUを搭載したPCを用いるようにしましょう。