まずFX初心者が覚えるべき三角持ち合いを解説します。
超シンプルでこの先ずっと使える知識ですよ。
のがたか
今回は、初心者がよく気になる三角持ち合いについて、徹底的に説明します。
このトレード戦略は極めてシンプルなので、しっかりと理解して初心者を脱却しましょう!
FX初心者向けの基礎知識をまとめた記事はこちら▼

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三角持ち合いとは
三角持ち合いとは、一定の価格幅で行ったり来たりするレンジ相場でよく現れるチャートのパターンです。
P波動、トライアングルとも言われていますね。
この三角持ち合いは、難しいトレード戦略を必要としないので、非常にシンプルで使いやすい。
予測ができるので初心者にもとても使いやすいものですよ。
三角持ち合いが現れるとき
三角持ち合いは、いくつかのパターンで上下に違いがあれど、どちらの方向にブレイクするのかが分かるということです。
しかし、必ずや絶対ということはありませんので、予測と逆に行ってしまった時などは必ず損切りなどをするようにしてください。
※どの手法や戦略でもFXでは損切りは徹底です。
これを理解した上で次の3つのパターンを利用してトレードしてください。
パターン①:上昇トレンドラインと下降トレンドライン
まず1つ目のパターンは、上昇トレンドラインと下降トレンドラインでできた三角持ち合いです。
結論を言うと、上にブレイクするのか下にブレイクするのか予測不可能です。
なので、この三角持ち合いの場合は、ノートレード推奨。
予測不可能な時は、無駄なトレードはしないということです。
パターン②:上昇トレンドラインとレジスタンスライン(アセンディングトライアングル)
2つ目のパターンは、下側にできた上昇トレンドラインと上側にできるレジスタンスラインで判断するもの。
アセンディングトライアングルと呼ばれています。
この2つのラインの先で幅が狭くなってきたところでブレイクが起こります。
この場合の三角持ち合いは、上にブレイクする確率が高いです。
このパターンは、予測ができる三角持ち合いですね。
パターン③:下降トレンドラインとサポートライン(ディセンディングトライアングル)
3つ目のパターンも予測ができる三角持ち合いです。
上側にできた下降トレンドラインと下にできるサポートラインでできた三角持ち合いです。
これも先程のパターン2(上昇トレンドラインとレジスタンスライン)と同じで、2つのラインの先で幅が狭くなった時にブレイクします。
このパターンでは下にブレイクする確率が高いです。
三角持ち合いを利用したトレード
三角持ち合いの意味と三角持ち合いのパターンをしっかりと理解できたら、Z利用したトレードの仕方をマスターしましょう。
簡単に言うと、『ブレイクを利用したトレード』になります。
ここで、間違えてはいけないのが『ブレイクを予測してエントリーしておくのではない』ということです。
この三角持ち合いを利用したトレードでは、あらかじめブレイクする方向を予測しておいて、
『ブレイクをしたらその方向にエントリー』
三角持ち合いはトレンド方向を判断できるものです。
三角持ち合いを見つけるときに必ず意識してほしいことは、きれいにできた三角持ち合いです。
レンジ幅で何度も反発しているようなところで結んだラインでなければ大きなブレイク又は大きなトレンドは期待できません!
これは、『大きな三角持ち合いの値幅とその時間でブレイクの大きさ又はトレンドの大きさが決まる』特徴があるから。
シンプルに言うと、小さくて短い三角持ち合いよりも大きくて長い三角持ち合いの方が良いということです。
こういうようなはっきりとした確実な所でのみトレードすることをオススメします。
注意点
三角持ち合いを利用する時に注意しておくべきことがあります。
それは、ブレイクの「ダマシ」です。
一度ブレイクしてもすぐに戻ってきてしまいブレイクではなかったなんてこともあります。
なので、こういうだましには引っかからないようにブレイクでエントリーするのではなく、上昇トレンドでは押し目で、下降トレンドでは戻り目でエントリーしてください。
この方法で勝率が高まると思います。
ただし、スキャルピングなどのような超短期トレードの場合には、ブレイクしたらすぐにエントリーしてすぐに決済なのでだましに気を付ける必要はないとも言えます。
デイトレスイングなどの場合はだましに注意して下さい。
まとめ:三角持ち合い(アセトラ・ディセトラ)
三角持ち合いは、初心者でもすごく使いやすい非常にシンプルなトレード戦略になるので是非モノにしてください。
三角持ち合いだけでトレードしている方もいるくらい、必要性は高いですよ。
ですが、FXに「絶対」や「必ず」は無いので、損切りなどは確実にしてください。
しっかりとしたルールを守ったトレードができれば、勝率もアップでき良いトレードができるようになると思います。