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MACD(マックディー)でゴールデンクロス・デッドクロスを判断!時間足トレンドで有効活用【レンジNG】

テクニカルの1つ「MACD」は、個人投資家に人気の分析手法なんだよ。

今回はMACDについて説明します。

MACD(マックディー)でゴールデンクロス・デッドクロスを判断!時間足トレンドで有効活用【レンジNG】のがたか

MACD(マックディー)でゴールデンクロス・デッドクロスを判断!時間足トレンドで有効活用【レンジNG】FX初心者

そうなんですね!どんな手法なんですか?

MACDは、短期と中長期の移動平均線を使用する手法。

※移動平均線は、「単純移動平均(SMA)」ではなく「指数平滑移動平均(EMA)」。

オシレーター系のインジケーターとはまた少し違った印象のインジケーターですね。

それでは、それぞれのアイテムについて詳しく説明します。

MACDの基礎知識

MACD(マックディー)でゴールデンクロス・デッドクロスを判断!時間足トレンドで有効活用【レンジNG】

MACDはMACDライン、シグナルライン、ヒストグラムの3つのアイテムで構成されたインジケーター。

設定した短期と中期の移動平均線(EMA:指数移動平均線)の値を引いて線にしたものです。

例えば短期の値が100円で中期の値が99円だった場合、100-99なのでその差は1円となります。

これをグラフ化したものがMACDラインです。

当然、逆もあり、例えば、短期が100円で中期が101円という場合。

この場合は、100-101なので-1円となります。

上昇の場合、プラスとなるので、MACDラインはMACDの右側の0(ゼロ)より上に位置します。

逆に、下降の場合はその反対でマイナスとなるので、0(ゼロ)より下に位置します。

MACD(マックディー)でゴールデンクロス・デッドクロスを判断!時間足トレンドで有効活用【レンジNG】

シグナルライン

MACDラインの数値を自分で設定した期間で平均化し、それを繋げて1本の線としたものです。

カンタンに言うと、MACDに対しての移動平均線です。

ヒストグラム

ヒストグラムは見た目が棒グラフのようなアイテム。

これは、MACDラインとシグナルラインの乖離幅を表します。

MACD(マックディー)でゴールデンクロス・デッドクロスを判断!時間足トレンドで有効活用【レンジNG】

ヒストグラムが短ければ、MACDラインとシグナルラインの乖離幅は小さく、長いとその乖離幅が大きいということになります。

MACDの使い方

MACDを利用したトレード方法を解説します。

①MACDラインとシグナルラインのクロスのタイミングで売買

一番シンプルな活用方法です。

表示されている線がクロスするタイミングでエントリーしていきます。

MACDラインを基準として考え、MACDラインが上から下に抜けたら売り、下から上に抜けたら買いでエントリーします。

MACD(マックディー)でゴールデンクロス・デッドクロスを判断!時間足トレンドで有効活用【レンジNG】

このチャートなら「売り」のタイミングでエントリーし、「買い」のタイミングで決済とするというのがスマート。

MACDラインとシグナルラインの乖離幅が大きいほど勢いがあることを意味します。

※乖離幅が小さい場合、あまり勢いがないので注意が必要。

また、乖離幅が縮小してきた場合は勢いはなくなってきているということになります。

つまり、縮小してきていることを決済の目安にするのもありですね。

MACD(マックディー)でゴールデンクロス・デッドクロスを判断!時間足トレンドで有効活用【レンジNG】のがたか

②MACDラインが0(ゼロ)を通過するタイミングで売買

MACDラインは、設定した短期・中期の移動平均線の乖離状態を教えてくれます。

解りやすくするため、下のチャートには、MACDと同じ設定をしているEMAを2本表示させています。

MACD(マックディー)でゴールデンクロス・デッドクロスを判断!時間足トレンドで有効活用【レンジNG】

この設定した移動平均線の乖離がなくなったとき、MACDラインは、0(ゼロ)を通過します。

実際に移動平均線を表示させているチャートを見てください。(紺の〇で囲った部分)

このタイミングで、下に抜けるときは売り(SHORT)上に抜けるときには買い(LONG)でエントリー。

仕組みとしては、ゴールデンクロスとデッドクロスと同じということになります。

>>ゴールデンクロス・デッドクロスとは?

MACD(マックディー)でゴールデンクロス・デッドクロスを判断!時間足トレンドで有効活用【レンジNG】 移動平均線(MA)を使いこなす!意識されているポイントを徹底解説!MA / EMA / WMA

ただし、決済は、チャート上に表示させた移動平均線を頼りにするのが無難ですね。(例:チャート上に表示させた移動平均線をローソク足が抜けてきた場合決済!など)

また、MACDラインとシグナルラインの乖離幅が大きいほど、勢いがあると判断できます。

なので、0(ゼロ)地点を通過する際のMACDラインとシグナルラインの乖離幅も視野に入れるといいですよ。

③MACDラインとシグナルラインの乖離状況を見て押し目エントリー

初めてだと難しいと感じるか発想なので、チャートに慣れてきたら挑戦してみてください。

MACDラインとシグナルラインの乖離は、

「乖離が大きいほど勢いがあると判断することができる」

と解説しました。

これは、ヒストグラムの長さでも確認することができます。(ヒストグラムの長さはMACDラインとシグナルラインとの乖離幅を表している)

そして、この勢いがあるときに、下位の足で押し目エントリーしていきます。

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4時間足では、MACDラインとシグナルラインの乖離幅が大きくなってきて、且つ0(ゼロ)より下に位置しているので、売りが優勢と判断します。

このため下位の足である、1時間足では売りを示唆する売買サインが出たタイミングで売り方向へエントリーしていきます。

このタイミングは必ずしもMACDを頼りにするわけではなく、

例えば、「ローソク足が移動平均線を下回ったタイミング」

でもいいですね。

上位足を参考にエントリーするというのが大事なポイント!

MACD(マックディー)でゴールデンクロス・デッドクロスを判断!時間足トレンドで有効活用【レンジNG】のがたか

慣れないと感覚がつかみにくいので、まずはチャートを見て自分がエントリーする時間足を見ながら上位足を見て、流れを掴む癖をつけるといいですね…!

MACDの注意点

MACD(マックディー)でゴールデンクロス・デッドクロスを判断!時間足トレンドで有効活用【レンジNG】

MACDを使うにあたり注意点があります。

注意点:

  • ダマシの可能性がある
  • MACD単独はNG

特にダマシには要注意。

多くはレンジ相場で発生します。

「ゴールデンクロスのシグナルが出たのでエントリーした途端、価格が下落する」

あるあるです…。

トレンドが出ていない場合では、MACDは機能しないことが多いです。

活用するならトレンドがでている状況で利用すると役立つ可能性が高いよ!

MACD(マックディー)でゴールデンクロス・デッドクロスを判断!時間足トレンドで有効活用【レンジNG】のがたか

まとめ:MACDを利用したトレード方法

MACD(マックディー)でゴールデンクロス・デッドクロスを判断!時間足トレンドで有効活用【レンジNG】

慣れるまでは少し難しいと思いますが、少額のトレードで経験を積めば必ず身に着けることができます。

ぜひ、ご自身にあったスタイルを見つけてくださいね。

さて、オシレーター系インジケーターの使用方法については今まで様々な方法をお伝えしてきましたが、実は少し変わった使い方もあります。

その方法は、「ダイバージェンス」と言って、オシレーター系インジケーターだからこそできるやり方なのですが…次回はこの「ダイバージェンス」について詳しくお伝えします。

▼ダイバージェンスはこちらから

MACD(マックディー)でゴールデンクロス・デッドクロスを判断!時間足トレンドで有効活用【レンジNG】 ダイバージェンスとヒドゥンダイバージェンスを使ってトレンドの終わりを判断!

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