この疑問に答えます。
本記事の内容:
これからソーシャルレンディングをはじめる方向け
- ソーシャルレンディングで大損する理由
- 過去に大損した事例
- 大損を防ぐ方法
仮想通貨やFXよりも投資したらあとは償還まで待つだけ、高利回りが期待できる投資商材として注目されているソーシャルレンディング。
しかし、投資である以上、リスクはあり大損をしてしまう危険があるのは知っておくべきです。
盲目的に、ソーシャルレンディングはリスクが無いという言葉を信じるのではなく、どのような危険性があるのかを知って、リスクヘッジをかけておくことが重要。
本記事では、ソーシャルレンディングで大損・失敗をしないための方法を紹介します。
最後まで読めば、う危険を最小限に抑えて、リスクヘッジの効いた投資スタイルがつくれますよ!
タップできる目次
ソーシャルレンディングで大損した口コミ
ソシャレン投資まとめ。
出資額:30000000円 出金額:21279607円
差引:-8720393円 残存元本:9946796円
「ソシャレンは楽して儲かる」と聞いて始めたんだが、結果は楽して大損😭もう二度とやらない😭 pic.twitter.com/rrIwbf3NT6— ヒロシ(仮) (@ikenumajyunko) April 8, 2019
すさまじい金額の損失となっています…。
ラッキーバンクの不渡りの元本回収率は35%~49%。大損でしたな。不動産担保があるから安心とか嘘っぱち。集団起訴あるかなー?ラッキーバンク側も姑息な真似をしているようですが。
— ひぐ (@khiguc) January 7, 2019
ラッキーバンクから連絡あり。サービサー債権譲渡が明日付で決定だってさ。50億円の債権を16億円で譲渡だそうです、ふざけんな。
— かもじゅう (@kamo1010) December 5, 2018
ラッキーバンクの集団訴訟、参加するか未だに迷い中。元本既存額100万円ちょい。弁護士着手金以上に取り返せなければ、更に損失が膨らんでしまう。これ以上の損はもう無理。
— ふぁる (@yukyharuka) January 29, 2019
ラッキーバンクで大規模遅延&損失確定!!
トラストレンディング~全損はやだよ~( -_-)半分位は返してちょんまげ!!
— ポンド宮田 (@No1_GBP) December 7, 2018
トラストレンディング。。第二種金融商品取引業の登録取り消しって。。終わっとるやん。。。お願いだからお金返して。
— えいじ (@eijieasy) March 8, 2019
トラストレンディングが見事な詐欺やったアレ…無事立ち直ったら追加投資しよーて思ってたのに…も〜金返せ〜!何なん、ソシャレンて詐欺師ばっかりなん⁉︎
— つなこん@右肩が痛うござる (@tsunakon) February 22, 2019
トラストレンディングも同様に大規模遅延&損失確定!!
ソーシャルレンディング会社の失敗

ソーシャルレンディングで大損をしてしまう原因は2つ。
- 借り手企業による遅延・貸し倒れなどの運用失敗
- ソーシャルレンディング会社の不祥事
貸し倒れは「デフォルト」と呼ばれ、投資した金額の一部、または全部を失ってしまう危険があります。
多少の元本割れは運営会社が負担をし、出資者を守るシステムにはなっていますが、投資である以上リスクは避けられません。
相次いでのデフォルト(貸し倒れ)や遅延が起こる前は、震災などの大規模災害が懸念事項でした。
しかし、実際にデフォルトが起こると、運営会社による虚偽ファンドだったり、担保としている不動産の価値が著しく低かったりなど人為的な理由がほとんどです。
事例:50億円が16億円になっちゃった!?ラッキーバンク事件

50億円の債権が3分の1の16億円に激減したのは、ソーシャルレンディング・ラッキーバンク。
代表者がマスコミに取り上げられたり、新規ファンド組成時には枠の取り合いになったりと大人気でした。
ソシャレンは投資であり、経営不信の企業に融資をするような慈善事業ではありません。
通常、融資した以上のお金が戻ってくるように厳しい審査をもうけ、万が一の時にもお金が取り戻せるように担保もかけます。
しかし、ラッキーバンクは経営が苦しい親族会社への投資には審査がゆるくなっていました。その後、すべてのファンドで遅延が発生し、債権を売却することに。
しかし、50億円もあった債権は3分の1の16億円で売却されました。
出資者ではなく自分たちの利益を最優先した結果です。50億円のうち34億円が損失確定となりました。
最終的には2019年3月、関東財務局によりソーシャルレンディング業に必要な登録が取り消され、事実上の廃業です。
ラッキーバンクをさらに詳しく知りたい方は、ラッキーバンク事件まとめ!遅延・元本毀損一覧とこれまでの経緯【償還見込みなし】をご覧ください!

なぜソーシャルレンディングで大損をしてしまうのか?

ソーシャルレンディングに投資をする年齢層は30代~40代が中心です。
様々な投資方法があるなかで、ソシャレンを選ぶ理由は「利回りの高さ」と「投資の楽さ」があげられます。
少なくとも利率5%以上のファンドが出回り、投資をしたらほったらかしで利益が振り込まれてきます。
さらに、投資が楽なんですよね。
「投資の知識がない。投資を勉強する時間がない。投資後にアレコレする時間がない。」
そんな方でもできる魅力があいまって、余剰資金額以上の投資をしてしまう方も……。
デフォルト率は2%
ソシャレン業界のデフォルト率は、ファンド全体の2%ほどと言われています。
ほとんどのファンドが償還されています。
ですが2%といえども遅延・デフォルトの危険はついて回ります。
ある程度の元本割れは運営会社が負担をして、出資者を守る体制にはなっていますが、一定金額を越えれば損失確定となります。
一度、ソシャレンに投資をすると満期になるまで現金化が一切できません。
ソーシャルレンディングで大損をしないように、かならず余剰資金内でおこなうようにしましょう。
そして、遅延やデフォルトがないところを選ぶ他に、投資先の情報や運営会社の内情を調べることが重要です。
また、過去にデフォルトが起こっているところに投資をする場合は、起こった際の対応が適切なのかを見ておくのもおすすめです。
失敗しない3つの方法

ソーシャルレンディングで失敗をしない方法は、分散に尽きます。
- 運営会社を分散する
- 投資をする業態を分散する
- 運用期間を分散する
この3つの分散は、投資においての掟のようなものです。
分散①:運営会社を分散する
投資の世界では「卵は一つのかごに盛るな」という格言あります。
とくにソーシャルレンディングの遅延やデフォルトは運営会社に問題があって起こる確率が高いです。
一つの会社にまとめて投資をしてしまうと、会社が業務停止状態になり一発アウトになることも!
どんなに経営状態がいい会社でも分散しましょう。
分散②:投資をする業態を分散する
ソーシャルレンディングをする上で業態を分散するのは難しいかもしれません。
なぜならば、システム上、投資先の詳しい情報を与えられないところもあるからです。
できるならば、投資先の情報がある程度は開示されている会社を利用することがおすすめです。
分散③:運用期間を分散する
ソーシャルレンディングは一度、投資をすると満期になるまで現金化ができなくなります。
唯一の収入は一定期間ごとに振り込まれる分配金のみです。
ファンドには1年を越える長期のものから、1年以内のもの、3か月など短い案件もあります。
分配金が繰り返し入る長期ファンドは貸倒率が上昇するのがデメリット。
逆に短期のものは投資→満期→投資→満期と忙しく、利益がでにくいのがデメリットです。
運用期間も分散することでリスクとデメリットをそれぞれカバーできます。
まとめ:ソーシャルレンディングで大損!

投資とリスクはつきもの。
ですが、できるかぎり損をださない方法はあるものです。
また、ソーシャルレンディングで成功している方は、かならず分散投資をしています。ひとつの投資先にガツンと賭けるのは危険です。
投資をする前には運営会社の状況もチェックするようにしましょう。
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