トラリピをはじめるにあたって気になる「リスク」「損失」についての疑問に答えます。
本記事の内容:
- トラリピのリスクとは?【要確認】
- 仕掛けるレンジが広くて助かった話【具体例】
- ロスカットされないために【対策】
この記事を書いているぼくは、トラリピを12ヶ月運用して+100,000円以上の結果が出ています。そんなぼくが徹底的に調べた内容を本記事で公開しています。
結論から言ってしまうと、損失・マイナスになることはあります。ただ、一時的にマイナスに転じただけなので現在は損失は起きていませんよ。
トラリピのリスクについてお話していくのでぜひ最後までご覧ください…!
※トラリピについては【損失あり】トラリピのメリット・デメリットをレビュー | 設定&実績公開で詳しく解説していますのであわせてご覧ください。

じっくりご覧ください。
タップできる目次
トラリピのリスクとは?
トラリピには「逸失リスク」と「損失リスク」という2種類のリスクが存在します。
※買いの場合で解説します。

✔ 2つのリスク
逸失リスク
- 上抜けした場合に発生。
- 儲け損ないのこと。収益になるチャンスを逃しています。
損失リスク
- 下抜けした場合に発生
- 損失が発生、最悪はロスカットで損失が確定されてしまう
逸失リスクについては、利益がとれなくなるだけでマイナスになることはありません。
つまり、気にしなけれがいけないのは、マイナスが発生する可能性がある「損失リスク」なのです。
トラリピには2つのリスクがあって、「逸失リスク」と「損失リスク」
逸失リスクは儲け損ないのことで、利益のチャンスを逃すリスク
損失リスクはその名の通り、損失が発生してしまうリスク
運用中に特に気をつけなければいけないのが、損失リスク。
最悪の場合ロスカットされて損失が確定してしまう。— 30代運用男子のがたか@元日本代表ラガーマン (@noggylog) 2018年9月28日
トラリピには2つのリスクがあって、「逸失リスク」と「損失リスク」
逸失リスクは儲け損ないのことで、利益のチャンスを逃すリスク
損失リスクはその名の通り、損失が発生してしまうリスク
運用中に特に気をつけなければいけないのが、損失リスク。
最悪の場合ロスカットされて損失が確定してしまう。
損失リスクを避ける対策
損失リスクを避けるためにもっともシンプルでカンタンな対策は、仕掛けるレンジを広げることにあります。
レンジの広げ方は損失リスクの方向に寄せるとさらに効果的。
仕掛けるレンジが広くて助かった話【具体例】
2018年7月から60万円の元本からスタートし毎月積み立てた運用結果をまとめました。
2018年9月11日:過去最大のマイナス

開始から約2ヶ月は利益確定はしているものの、常に含み損を抱えており、トータルではずっと元本割れしていた状況。
9月11日がぼくが運用してきて過去最大のマイナスで約7万円の含み損となっています。
証拠金維持率も500%以下まで落ち込み、一瞬損切りすることも考えました。
▼下落時のチャート

ですが、自分の想定レンジを見るともっと全然広く仕掛けているのでまったく問題ありませんでした。
▼仕掛けているレンジ

なので、含み損が発生しただけでロスカットがでるほどの損失リスクではなく助かりました。
仕掛けるレンジを広げておけば大きな下落があっても損失にはつながりにくくなりますよ。
※ちなみにこの設定の場合、0.6ドル下抜けすると「損失リスク」につながり、最悪の場合、ロスカットされてしまいます…。
価格が戻ったことで、ポジションが決済され確定利益が増えてますね!含み損も解消されつつあります。
トラリピでロスカットされないために【対策】
ここまで、損失リスクからロスカットする可能性もあるという話をしてきました。
損失をしないためにできることを理解しておきましょう!
✔ トラリピで損失しないために
- 強制ロスカットを避ける(余剰資金の追加入金、ロットを下げる)
✔ 損失拡大を回避する
- 損切りをする
最終的には設定・資金の見直しを!
ひとつひとつ見ていきましょう。
ロスカットされて損失を大きくしないためには、他の方もよく言ってるように仕掛けるレンジを広げるか、狭いレンジでも損切り設定をするか。
さらに運用期間も短期ではなく長期目線で運用するとリスクも抑えられる。
初心者の方は特にこの辺を注意すべき。— 30代運用男子のがたか@元日本代表ラガーマン (@noggylog) 2018年9月28日
ロスカットされて損失を大きくしないためには、他の方もよく言ってるように仕掛けるレンジを広げるか、狭いレンジでも損切り設定をするか。
さらに運用期間も短期ではなく長期目線で運用するとリスクも抑えられる。
初心者の方は特にこの辺を注意すべき。
強制ロスカットを避ける
トラリピを運用していく中で一番避けなければいけないことは、強制ロスカット。
トラリピのロスカット率は証拠金維持率が100%を下回った場合に発動されます。

強制ロスカットされると多くの損失を被ってしまいます…。
もし価格が大きく動いて証拠金維持率が低下してしまった時に、強制ロスカットされないための余剰資金を準備しておいた方がいいと思っています。
追加入金をして強制ロスカットを避けることができます。(ただし想定外の下落が来た場合は追加入金も追いつかずロスカットされてしまうことがあるかも…。)
なので、余剰資金を準備しておくためにも最初から自分の資金をMAXで運用する場合は注意が必要です。
損切りをする
先ほどの話と相対する話かも知れませんが、場合によっては自ら損切りすることで損失を最小限に抑えることも有効です。
一度損切りを行って再度改めて運用を始めてもいいですしね。
最終的には設定・資金の見直しを
最終的には以下の対応を考えてみましょう。
- 仕掛けるレンジが狭すぎないか
- トラップ本数を多すぎないか
- 1本あたりの通貨量が多すぎないか
仕掛けるレンジが狭すぎると、すぐに損失リスクがある価格帯になってしまいます。
トラップ本数が多すぎ、1本あたりの通貨量が多すぎだと多くの証拠金を必要とするので必然的に維持率が下がってしまいます。
どうしてもうまくいかないなんていう場合は、この辺を再度見直すことで最適な設定がつくれるようになりますよ。
まとめ:損失リスクを理解して対策する

損失を出す前に今回の内容を振り返ってみてください。もしすでに損失が出ていたとしても損失拡大を防ぐこともできます。
万が一のときに迷うことなく行動できるようにどうするか考えておくといいですね!