そんな疑問に答えていきます。
本記事の内容:
- トラリピのレンジ幅の考え方
- 設定を組む上でかなり重要なポイント
今回はトラリピの最適なレンジ幅はどのくらいか検証します。
これから始める方には参考になると思うのでぜひ最後までご覧ください。
トラリピの特徴や最新の実績は【損失あり】トラリピのメリット・デメリットをレビュー | 設定&実績公開で詳しく解説していますので一緒にご覧ください。

ぜひじっくりご覧ください。
タップできる目次
トラリピのレンジ幅の考え方
ざっくりとレンジ幅とリターンの関係をあらわすと、下記のとおりです。
- レンジ幅が広い:パフォーマンスは低いが、損失の可能性も低い(資金効率が悪い)
- レンジ幅が狭い:パフォーマンスが高いが、損失の可能性も高い
そして、結論を延べてしまうと正解はありません…!
自分の資金量やリスク・リターンの考え方でも変わってきます。
レンジ幅を広げれば安心感・安定感はありますが運用効率が悪くなってしまう、狭めればリターンは得やすいもののリスクも高まる。
要は自分の納得した資金効率とリスク・リターンのバランスを見つけて設定することが大事かなと思います。
ではレンジの幅による違いを見ていきましょう。
超長期チャート(過去25年):レンジ幅が広い
例として、米ドル円の過去チャートで見ていきます。
またすべてのレンジで試算も行っています。

過去25年の超長期チャート。レンジ幅75円〜145円が想定されます。
ポイント
- 過去25年の全レンジ幅をカバーしているので、ほぼレンジから外れることはない。
- カバーしている範囲が広いので、仕掛ける本数が少なくなる(多くしようとすると多額の証拠金が必要)
らくトラ試算表でどうなるか見てみましょう。資金量50万円で試算します。
▼試算結果

以上のような結果です。
トラップ値幅は6.36円ですと、現状では1年間で数本しかポジションが持てないですね…。
全範囲をカバーしてるものの資金効率がかなり悪いです。
短期チャート(過去2年):レンジ幅が狭い

過去2年の短期チャート。レンジ幅100円〜120円が想定されます。
ポイント
- 過去2年のレンジ幅をカバー。レンジから外れる可能性が高い。
- カバーしている範囲が狭いので、仕掛ける本数が多くなる(リターンを得やすい)
▼試算結果

トラップ値幅が0.58円ということだとかなりポジションが持てます。
ですが、レンジもかなり狭いです。
先ほどの過去25年のチャートに照らし合わせてみると…

たったこれだけしかレンジをカバーできていません。
つまり想定したレンジ外になる可能性が高く損失もあるということです。
短期で設定を作る場合も、長期的に見てどのレンジに仕掛けているのか確認したほうがいいですね。
中期チャート(過去5年)

過去2年の短期チャート。レンジ幅85円〜125円が想定されます。
ポイント
- 過去5年のレンジ幅をカバー
- 想定したレンジも仕掛ける本数も(個人的に)ちょうどいいバランスのように見える。
先ほどの過去25年のチャートに照らし合わせます。
リーマンショック並に相場が荒れない限りは問題ないか?という感じです。
▼試算結果

うーん、この想定したレンジでもトラップ値幅は2.1円と少し物足りない。
できれば1円以下くらいにしたいですね。
ハーフ&ハーフを使って証拠金を約半分にする
トラリピにはハーフ&ハーフというテクニックが使えます。
ざっくり説明すると、仕掛けるレンジの上半分は売り・下半分は買いを設定するということです。
イメージ図がわかりやすいので下記参照です。
▼ハーフ&ハーフのイメージ

ハーフ&ハーフを使うことで、買い・売りどちらかの証拠金だけでOKです。
つまり、同じ証拠金額でも約2倍の本数を仕掛けることができる(=トラップ値幅も狭くできる)ということになります…!

▼先ほどの例でハーフ&ハーフを使用すると
使用前 | ハーフ&ハーフ使用後 | |||
本数 | トラップ値幅 | 本数 | トラップ値幅 | |
過去25年 | 12本 | 6.36円 | 48本 | 1.52円 |
過去2年 | 35本 | 0.58円 | 100本 | 0.20円 |
過去5年 | 20本 | 2.10円 | 72本 | 0.57円 |
以上の結果となり本数・トラップ値幅ともに良くなっていますね。
ただしデメリットもあって、想定レンジを外れたら上下ともに損失リスクがあるということ、売りから入る場合もあるのでマイナススワップがつく通貨ペアも存在します。
もし運用するなら…
もしぼくがこの条件で運用するなら、ハーフ&ハーフを使って過去2年チャートに対応した設定をつくります。リターンを求めていきたいので。
▼これですね。

ですが、このまま運用していてもロスカットされて証拠金が焼け払われる可能性は高い。笑
なので損切り設定は入れておきます。
短期的にリターンを求めて想定レンジから外れそうになったら損切りでカット。そんな設定にします。
結論
最後にもう一回まとめておきます。先に述べた結論は以下の通り。
レンジ幅を広げれば安心感・安定感はありますが運用効率が悪くなってしまう、狭めればリターンは得やすいもののリスクも高まる。
要は自分の納得した資金効率とリスク・リターンのバランスを見つけて設定することが大事かなと思います。
ポイントしては、
- 仕掛けるレンジはできるだけ長期間のほうがいい。ただしその分リターンも少なくなる。
- 短期で設定するときも長期で見た場合のレンジ幅も確認する
トラリピの仕掛けるレンジをどう決めるかについて考えてるんだけど、前提として長期チャートを見ることは(過去20年以上くらい)必須ですな。
過去起きたことは再び起こるとして考えておかないとね。
そのうえで短期的にリターンを求める設定をつくるは全然OK。
— のがたか@30代運用男子 (@noggylog) 2018年10月3日
トラリピの仕掛けるレンジをどう決めるかについて考えてるんだけど、前提として長期チャートを見ることは(過去20年以上くらい)必須ですな。
過去起きたことは再び起こるとして考えておかないとね。
そのうえで短期的にリターンを求める設定をつくるは全然OK。
レンジ幅を決めることは、通貨ペアを決めるのと同じくらい重要と言っても過言ではありません。
なので、自分の資金量やリスク耐性など熟考して納得したレンジを決めていきたいところです。
✔ 失敗したと思ったら執着せず冷静な判断を
考えに考えた設定を運用していてロスカットにあったり、うまく運用できなかったときは設定を見直してみましょう。
一度考えた設定はなかなか変えづらいこともあると思いますが、そこは相場の世界。
変化なしでは勝つことができません。
まとめ:最適なレンジ幅を考える

以上の点から、仕掛けるレンジはすごく重要なポイントになりますので自分で納得したレンジ幅を見つけることが大事です。
試行錯誤して自分にぴったりのレンジ幅を見つけましょう…!
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