今回はトラリピの税金や確定申告の疑問に答えていきます。
本記事の内容:
- トラリピの税金について
- お得に活用する方法と節税テクニック
- 確定申告するための書類
この記事を書いているぼくは、トラリピを12ヶ月経過してすでに一度確定申告を終えています。
※トラリピについては【損失あり】トラリピのメリット・デメリットをレビュー | 設定&実績公開で詳しく解説していますのであわせてご覧ください。

結論としては、基本的には確定申告は必要です。
ですが条件によっては確定申告が必要じゃない場合もありますし、確定申告することでお得に節税することもできますよ。
トラリピとかトライオートFXでもそうなんだけど、もし 1年間で損失が出たら税金は次の年に持ち越せるので、この辺の知識を入れておくべき。
最終的に自分の懐に入ってくるお金を増やすゲームなので、資産運用におけるそういった守りの部分の知識も同時に学びたいところ。— 30代運用男子のがたか@元日本代表ラガーマン (@noggylog) 2018年9月28日
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トラリピの税金を解説
まずトラリピの税金について学んでいきましょう。
まず前提としてトラリピは申告分離課税に区分されています。
申告分離課税とは?
申告分離課税とは、株式等の譲渡により所得が生じた場合のように、他の所得とは分離して税額を計算し、確定申告によって納税する課税方式です。
引用:SMBC日興証券
会社からの給料や収入は総合課税に区分されているので、最高税率だとすると55%がかかってしまいます。
トラリピを始めとした株式投資やFX取引などには申告分離課税といって総合課税の対象にはならずに税率は一律20.315%で抑えることができます。
申告分離課税=所得税15%+住民税5%+復興特別所得税0.315%
申告分離課税の税率20.315%は利益額に対してかかります。
▼元本100万円が110万円になり売却した場合

株や投資信託と一緒の税金と思ってもらえれば大丈夫ですよ。
とはいえ、確定申告作業を自分でやると言ったらかなり大変な作業…。ましてや確定申告が初めての方はなにがなんだかわからない状態ですよね?
そんな方は株式の証券会社なら「特定口座(源泉徴収あり)」を選べばOK!なんですが、残念ながらFX取引ではこの口座はありません…。
結果、自分で確定申告をする必要があります。
お得に活用する方法【節税テクニック】
サラリーマンや本業がある方の規定としては、「年間20万円以上を上回る所得」がある方は確定申告が必要と定められています。
- 年間20万円以下は確定申告の必要なし
- 必要経費を申告できる
年間20万円以下は確定申告の必要なし
年間20万円を超えなければ確定申告の必要がありません。

ただし条件があります。
他に副収入があった場合は、その副収入と合算するので、合計で20万円超えた場合は確定申告をして納税が必要です。
トラリピや他の副収入の所得が20万円以下なら確定申告の必要はありませんのでぜひ覚えておいてください。
少額で運用している方が該当すると思います。
必要経費も申告できる
自分で確定申告する場合は、必要経費を申告することで利益を圧縮して節税することができます。
経費として申告できるものはFX取引のためのセミナー代や交通費、勉強のための書籍代などです。
どの範囲まで経費として認められるかはなかなか判断しづらい部分もあるので困ったら税理士などに相談しましょう。

確定申告するための書類
確定申告するために必要な書類(取引報告書)はトラリピのツールからカンタンにダウンロードすることができます。

▼実際の取引報告書

取引報告書のダウンロード自体は超カンタンです。
この書類を使って確定申告書を作成していきます。
まとめ:トラリピの税金・確定申告

今回は税金・確定申告について解説しました。
トラリピで投資をするにあたり、税金や確定申告など知っておいて損はない知識です。
無駄に税金を取られていた…。なんてことがないようにぜひ参考にしてみてください。
税金の知識は誰も教えてくれないので、トラリピに関わらず知っておいた方がいいですね!
きっと未来の自分を助けてくれますよ。
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