今回はトラリピで新しく設定したカナダドル円を解説していきます。
本記事の内容:
- 新しい設定をカナダドル円(CAD/JPY)にした理由
- 設定の考え方・運用方針を解説
先にトラリピのことをもっと知りたい方は、【損失あり】トラリピのメリット・デメリットをレビュー | 設定&実績公開で、最新の実績も含めて解説していますのでご覧ください。

今回は運用開始したトラリピの設定とその考え方を紹介します。
タップできる目次
トラリピ:カナダドル円(CAD/JPY)設定
通貨ペアは、カナダドル/円(CAD/JPY)で運用中です。
▼現在の設定

運用資金:50万円
通貨ペア:カナダドル/円(CAD/JPY)
- 買いトラリピ範囲:75~85円
- 売りトラリピ範囲:85~95円
- トラップ値幅:(買い)75〜80円→0.2円幅、80〜85円→0.1円幅
- トラップ値幅:(売り)85〜90円→0.1円幅、90〜95円→0.2円幅
- 0.1万通貨
- 決済トレールあり・800円以上の利益
- ストップロス(損切り)設定:なし
以下でなぜこの通貨ペア、レンジにしているか説明します。
トラリピ:設定の考え方
設定自体はカンタンですが、この設定で運用した理由を解説します。
設定の考え方(通貨ペア)の選び方
- 中心値:過去5〜10年のチャートを確認
- 資金量:なるべく価格が安い通貨
- 投資先をわけてリスクヘッジ
こんな考え方で設定をしています。
中心値:過去5〜10年のチャートを確認
まず過去10年チャートを確認して中心値を設定します。(安値・高値の中心)
「売り買い方向を決める」は以下のイメージです。
- 中心値より上だったら、売り
- 中心値より下だったら、買い
この考え方はトラリピのハーフ&ハーフの考え方に基づいています。トラリピのハーフ&ハーフとは?証拠金を抑えるで詳しく解説していますので、気になる方はぜひご覧ください。

▼カナダドル/円
カナダドル円はかなり安定しています。中心値は90円程度ですね。
資金量:なるべく安い価格の通貨を選ぶ
単純に価格の安い通貨を選ぶことで、必要証拠金(資金量)が少なくて済みます。
つまり、価格の高い通貨よりも価格の安い通貨の方が、同じ資金量でも多くの本数を持つことができます。
- カナダドル/円:82円
(参考)
- NZドル/円:75円
- 米ドル/円:111円
必要証拠金が少ないほど、資金管理もしやすいのでこの辺は要確認ですね。
投資先をわけてリスクヘッジ
ここは個人的な理由になりますが、投資先(地域)をわけてリスクヘッジしたいと思っています。
現在、自動売買FXでは以下の通貨ペアを運用中
- トラリピ:NZドル米ドル(NZD/USD)
- ループイフダン:豪ドル円(AUD/JPY)
- トライオートFX:豪ドル米ドル(AUD/USD)
すべてオセアニア通貨ペアとなっています。
NZドルと豪ドルは相関性が高く、下落するときは同じタイミングで下落する場合も多いので、地域での分散を考えています。
(参考)スワップ
スワップはそこまで重要視していないのですが、引かれるよりはもらえた方がいいですよね。
リピート系のFX自動売買は基本的には長期運用推奨なので、どうせならプラススワップを選びたいところ。
▼スワップポイント一覧

ここまでのまとめ
ここまでをまとめると、レンジ相場をつくっていて、価格が安く、オセアニア通貨以外を選ぶと言うことになります。
なので、今回選んだ通貨ペアは、カナダドル円(CAD/JPY)となりました。
今回の設定の運用方針
つづいて、今回運用するカナダドル/円の運用方針としては以下のことを考えています。
- 運用期間:長期(基本的にやめない)
- 想定レンジ:75〜95円の20円幅
- トラップ値幅:(買い)75〜80円→0.2円幅、80〜85円→0.1円幅
- トラップ値幅:(売り)85〜90円→0.1円幅、90〜95円→0.2円幅
運用期間:長期
FX自動売買で推奨されている長期運用をします。基本やめません。
想定レンジ:75〜95円の20円幅

先ほどのチャートを確認すると、ここ10年では70〜110円のレンジをつくっています。
直近を5年を見ると75〜95円のレンジとなっているので、今回はそれにあわせています。
なので、比較的レンジは狭いですね。(つまりリスクもある)
トラップ値幅

- トラップ値幅:(買い)75〜80円→0.2円幅、80〜85円→0.1円幅
- トラップ値幅:(売り)85〜90円→0.1円幅、90〜95円→0.2円幅
今回、運用資金を50万円と設定しているので、このようなつくりをしました。
特にこの3年は80〜90円のレンジ間の値動きとなっているので、0.1円幅レンジ帯
75〜80円、90〜95円を0.2円レンジ帯としています。
そうすることにより、必要証拠金額を減らしつつも、現在のレンジで積極的に利益をとっていこうという戦略ですね。
※厳密に言うと、すでにNZドル米ドル(NZD/USD)を60万円で運用しているので、トータルの証拠金は110万円。
なので、個人的は運用環境で言うとそこまでリスクは高くないと思っています。
また、もしものときに余剰資金を確保しています。基本的に絶対にロスカットさせない。
決済トレール:あり
決済トレールがあるからトラリピを使っているようなものです。笑
もちろん、ありですね。大きく相場が動いたときには力を発揮し、利益を最大化してくれます。
決済トレールは、【利益最大化】トラリピで決済トレールを設定する理由をまとめてみたで解説していますのであわせてご覧ください。

ストップロス設定:なし
トラリピの勝ちパターンとしては、2つ。
トラリピの勝ちパターン
- 狭いレンジで損切り設定を早めに入れる
- レンジを広くとってどこまでも耐えていく
で、今回は2つ目のレンジを広くとって耐えていく方針で運用していますので、ストップロス設定はしません。
>>絶対に失敗しない!トラリピで勝てない理由は3つ。その対策も解説する

ということで、この設定で運用しています!
運用実績は毎週報告していきますね。
バックテスト結果
この設定で過去どのような結果なのか調べてみました。
▼バックテスト結果(2018年1月〜2019年7月まで)

- 確定利益:+472,656円
- 評価損益:-132,011円
- 総合損益:445,700円
- 最大ドローダウン:-132,011円
- リスクリターン:Excellent!!
右肩上がりのバックテスト結果なので良さそうですね!
これまでの値動きでは問題なく運用可能です。
※約1年半のみのバックテスト結果なので参考程度に。
まとめ:新設定カナダドル円(CAD/JPY)

今回は、運用を開始したカナダドル円(CAD/JPY)の設定とその考え方を解説しました。
ぼくの考えがすべてではないですが、こういったことを考えて設定してるんだと参考にしていただければと。
※この設定と同じにして頂いても全く問題ありません!が、個人によって状況が違うのでしっかり検討してください。
ぼくは他の通貨ペアを運用していて証拠金は220万円程度あります。さらにロスカットに近くなったら追加入金する余力も残しています。(2019年12月時点)
トラリピは一度設定をしてしまえばあとは自動で運用OK。ですが今回の設定は常に改良をしていくイメージで運用していきます。
この記事を読んで興味をもった方は今が始めるチャンスですよ。
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