そんな疑問に答えていきます。
本記事の内容:
- 初心者におすすめの通貨
- どんな通貨ペアがいいのか【解説】
今回はトラリピで運用するならどの通貨ペアがいいのか、考え方からぼくがおすすめする通貨ペアを紹介していきます。
通貨ペアの選択は自動売買をはじめるにあたり、最初に重要な部分ですのでぜひ最後までご覧くださいm(__)m
タップできる目次
結論:おすすめ通貨ペアはこれだ!
まずは結論から言ってしまうとおすすめ通貨ペアは以下になります。
✔ おすすめ通貨
- 豪ドル/円、豪ドル/米ドル
- NZドル/円、NZドル/米ドル
いろいろ検討した結果トラリピで始めるべき通貨ペアはコレ!
・豪ドル
・NZドル
次いで、米ドルって感じ!これらの通貨は、トラリピで攻めるべきポイント
・レンジ形成
・レンジ幅が狭くボラがある
・レートが低いこの3点を満たしてる。
— 30代運用男子のがたか@元日本代表ラガーマン (@noggylog) 2018年10月1日
いろいろ検討した結果トラリピで始めるべき通貨ペアはコレ!
・豪ドル
・NZドル
次いで、米ドルって感じ!
これらの通貨は、トラリピで攻めるべきポイント
・レンジ形成
・レンジ幅が狭くボラがある
・レートが低い
この3点を満たしてる。
NZドル/米ドル、豪ドル/米ドルで運用中!
ぼくは現在NZドル/米ドルと豪ドル/米ドルも運用してるので、その結果を公開しています。
最新の実績は、【損失あり】トラリピのメリット・デメリットをレビュー | 設定&実績公開をご覧ください。

こんな理由からです。具体的には後述します。
運用開始当初は、USD/JPYだった
証拠金50万円で、トラリピをはじめたときに運用したのがUSD/JPYです。
過去5年は100円〜125円のレンジ相場で、その中で過去2年は100円から120円のレンジ相場です。

- 110円を中心としたハーフ&ハーフ
- 買い:98円から110円まで
- 売り:110.6円から122.6円まで
- トラップ幅:0.6円
- 本数は21本ずつ
- ストップロス:上限125円・下限95円
証拠金50万円とリスクを考えた設定になったんですが、0.6円のトラップ幅だとなかなか注文にかからなかったのが事実。
証拠金50万円に対してロスカットリスクを減らしたトラップ幅が0.6円という結果でした。
これ以上狭くすると証拠金がさらに必要になり、現在の50万円ではリスクが高まっちゃうんですよね。
日本円ドル/通貨ペアが悪いということではなく、これは先ほど出てきた「レンジ幅が広い」「レートが高い」からで今の証拠金では対応できなかったからです。
どんな通貨ペアがいいのか
トラリピで運用する上で選ぶべき通貨ペアのポイントは3つです。
- レンジ形成:通貨ペアでトラリピが一番利益を出しやすいレンジ相場を形成しているか
- レンジ幅が狭いけどボラがある:多く値動きはするけど、狭い範囲を上下しているか
- レートが低い:1通貨の価格が安いかどうか
レンジ形成:長期間にレンジ相場をつくっている通貨
トラリピは長期で運用することを方針としています。そしてトラリピが本領発揮する相場はレンジ相場です。
まず、通貨ペア選択する際に最初に見るポイントで、一番重要な項目です…!
トラリピは想定したレンジ内で値動きをすることで利益を積み重ねていきます。なので、レンジ相場を形成している通貨でなくてはいけません。
例としてあげた豪ドル/円は長期的に見てもレンジ相場を形成しています。

続いて「トルコリラ/円」。ひと目見てもわかる右肩下がりのチャートです…。

こういった通貨はトラリピには向きません。他には南アフリカランドが該当しますね。(いずれも高金利通貨で有名)
✔ レンジ相場を形成している通貨
- 米ドル/円
- 豪ドル/円、豪ドル/米ドル
- NZドル/円、NZドル/米ドル
- ユーロ/円、ユーロ/豪ドル
- カナダドル/円
✔ レンジ相場ではない通貨
- トルコリラ/円
- 南アフリカランド/円
レンジ幅が狭く、ボラがある
上記図で示しているようにトラリピはレンジ内に罠をしかけるように注文を出していきます。この罠(トラップ)により引っかかるほうが売買するチャンスが増えます。
つまり、レンジ内で激しく値動きする通貨(=※ボラティリティがある通貨)が適していると言えます。
※ボラティリティは変動の激しさをあらわす言葉
プラスして、レンジの幅が狭いことも重要で、なぜかと言うと必要な資金量が少なくて済むからです。
- レンジ幅が広い→ひとつのポジションの最大損失額が大きくなる多くの証拠金が必要
- レンジ幅が狭い→最大損失額が小さくなり、証拠金が少なくて住む


米ドル/円と豪ドル/円とのレンジ幅の差は10円あります。それだけ豪ドル/円のレンジ幅のほうが狭いということです。
つまりこの場合は、豪ドルのほうが最大損失額が抑えられ証拠金も少なくて済みます。
✔ ボラは大きいけどレンジ幅が狭い通貨
- 豪ドル/円、豪ドル/米ドル
- NZドル/円、NZドル/米ドル
- カナダドル/円
- ユーロ/円、ユーロ/ドル
レートが低いか
最後は単純にレートが低いかどうかです。
レートが低い通貨は証拠金が少なくて済みます…!

ユーロ/円と豪ドル/円で比較します。
単純計算で通貨を持つのに必要な資金:
- ユーロ/円:1,000 ✕ 132円 = 13,200円
- 豪ドル/円:1,000✕ 82円 = 8,200円
1,000通貨でもこれだけの違いが出てきます。
必要な証拠金が低いことで多くのトラップ・ポジションをつくることができるので、低いに越したことはありません…!
✔ レートが低い通貨
- 豪ドル/円、豪ドル/米ドル
- NZドル/円、NZドル/米ドル
- カナダドル/円
- トルコリラ/円
- 南アフリカランド/円
結論:豪ドル・NZドル・米ドル
まとめると最初に述べたとおり、
✔ おすすめ通貨
- 豪ドル/円、豪ドル/米ドル
- NZドル/円、NZドル/米ドル
以上の結果になりました…!
まずは、豪ドル・NZドルいずれかの運用がいいと思います。
まとめ:まず始めるなら豪ドル・NZドル

まず初心者がはじめるなら豪ドルかNZドルをおすすめします。証拠金50万円あれば網羅性の高い設定が組めるはずです。
※米ドル/円は100万円前後証拠金がないと、トラップ本数も多くできずなかなか注文にかかりません。一度失敗済み。
その点、豪ドルやNZドルなら少ない証拠金でも多くのトラップ本数を持つことができるので、少額でまず試してみたいという方にも非常にオススメできます。
設定や通貨ペアを変えるだけで全然結果が変わってきますので、最適な通貨ペアを選びたいところ。
トラリピは設定が命なので、状況が変わればどんどん改良していく必要がありますが、自動で運用できるので、忙しいサラリーマンの方や主婦の方にもおすすめです。