今回はトラリピで新しく設定したユーロ円(EUR/JPY)を解説していきます。
本記事の内容:
- 資金50万円・ユーロ円(EUR/JPY)の設定
- 設定の考え方・運用方針を解説
※本記事を書いているぼくはトラリピで10ヶ月程度運用して、一度もロスカットになっていませんので、ある程度はリスク・資金管理ができていると思いますm(__)m
トラリピのことをもっと知りたい方は、【損失あり】トラリピのメリット・デメリットをレビュー | 設定&実績公開で、最新の実績も含めて解説していますのでご覧ください。

今回は運用開始したトラリピの設定とその考え方を紹介します。
タップできる目次
トラリピ:ユーロ円(EUR/JPY)設定
通貨ペアは、ユーロ円(EUR/JPY)で運用中です。
▼現在の設定

運用資金:50万円(参考)
通貨ペア:ユーロ円(EUR/JPY)
- 買いトラリピ範囲:95〜120円 (本数:100本)
- 売りトラリピ範囲:120〜145円 (本数:100本)
- トラップ値幅:0.25円
- 0.1万通貨
- 決済トレールあり:800円以上の利益
- ストップロス(損切り)設定:なし
以下でなぜこの通貨ペア、レンジにしているか説明します。
トラリピ:設定の考え方
設定自体はカンタンですが、この設定で運用した理由を解説します。
設定の考え方(通貨ペア)の選び方
- 中心値:過去5〜10年のチャートを確認
- 通貨ペアの分散
こんな考え方で設定をしています。
中心値:過去5〜10年のチャートを確認
まず過去10年チャートを確認して中心値を設定します。(安値・高値の中心)
「売り買い方向を決める」は以下のイメージです。
- 中心値より上だったら、売り
- 中心値より下だったら、買い
この考え方はトラリピのハーフ&ハーフの考え方に基づいています。トラリピのハーフ&ハーフとは?証拠金を抑えるで詳しく解説していますので、気になる方はぜひご覧ください。

▼豪ドル米ドル(AUD/USD)

リーマンショック付近で170円から120円まで大きく崩れました。
その後は95円〜150円のレンジ相場をつくっています。今回はリーマンショック後を想定した設定としています。
(ユーロは比較的新しい通貨で値動きが安定しているとは言いづらい部分もあります。)
通貨ペアの分散
現在、他にも運用している通貨ペアがあります。
- NZドル/米ドル(NZD/USD)
- 豪ドル/米ドル(AUD/USD)
- カナダドル/円(CAD/JPY)
これらの通貨ペアから分散を考慮した結果。

紫:NZD/USD、緑:AUD/USD、青:CAD/JPY、赤:EUR/JPY
- NZD/USD、AUD/USDの値動きはかなり似ている(相関している)
- CAD/JPY、EUR/JPYの値動きも似ている(相関してる)
つまり、「NZD/USD、AUD/USD」と「CAD/JPY、EUR/JPY」は逆相関しているような値動きをしています。
片方が下げれば、片方が上がることになり、含み損の拡大も抑制された安定運用を狙っています。
ここまでのまとめ
レンジ相場をつくっていて、個人的な理由で通貨ペアを分散させたということになります。
今回の設定の運用方針
つづいて、今回運用する豪ドル/円の運用方針としては以下のことを考えています。
- 運用期間:長期(基本的にやめない)
- 想定レンジ:95〜145円の50円幅
- トラップ値幅:0.25円
運用期間:長期
FX自動売買で推奨されている長期運用をします。基本やめません。
想定レンジ:95〜145円の50円幅

リーマンショック後からの10年では中心値は120円前後ですので、それにあわせてレンジを想定しています。
トラップ値幅
- トラップ値幅:0.25円
今回、運用資金を50万円と設定しているので、0.25円幅となっています。
欲を言えば、0.1円幅で運用したいところ。なので、今後利益が積み重なって資金が増えた段階で、本数を増やすということも考えています。
※すでに他の3通貨ペアを運用していて、トータルの証拠金は130万円あるので余裕はあります。
さらに余裕資金として30万円プラスしておりトータル200万円の運用となっています。また、もしものときに余剰資金を確保しています。
基本的に絶対にロスカットさせない。
決済トレール:あり
決済トレールがあるからトラリピを使っているようなものです。笑
もちろん、ありですね。大きく相場が動いたときには力を発揮し、利益を最大化してくれます。
決済トレールは、【利益最大化】トラリピで決済トレールを設定する理由をまとめてみたで解説していますのであわせてご覧ください。

ストップロス設定:なし
トラリピの勝ちパターンとしては、2つ。
トラリピの勝ちパターン
- 狭いレンジで損切り設定を早めに入れる
- レンジを広くとってどこまでも耐えていく
で、今回は2つ目のレンジを広くとって耐えていく方針で運用していますので、ストップロス設定はしません。
>>絶対に失敗しない!トラリピで勝てない理由は3つ。その対策も解説する

ということで、この設定で運用しています!
運用実績は毎週報告していきますね。
バックテスト結果
この設定で過去どのような結果なのか調べてみました。
▼バックテスト結果(2018年1月〜2019年7月まで)

- 確定利益:+311,951円
- 評価損益:-122,865円
- 総合損益:308,225円
- 最大ドローダウン:-122,865円
右肩上がりのバックテスト結果なので良さそうですね!
これまでの値動きでは問題なく運用可能です。
※約1年半のみのバックテスト結果なので参考程度に。
まとめ:ユーロ円(EUR/JPY)

今回は、運用を開始したユーロ円(EUR/JPY)の設定とその考え方を解説しました。
ぼくの考えがすべてではないですが、こういったことを考えて設定してるんだと参考にしていただければと。
※この設定と同じにして頂いても全く問題ありません!が、個人によって状況が違うのでしっかり検討してください。
他の通貨ペアを運用していて証拠金は200万円程度あります。さらにロスカットに近くなったら追加入金する余力も残しています。
トラリピは一度設定をしてしまえばあとは自動で運用。
この記事を読んで興味をもった方は今が始めるチャンスですよ。
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