今回は、トラリピで現在運用しているNZドル米ドル(NZD/USD)を解説していきます。
本記事の内容:
- NZドル米ドル(NZD/USD)にした理由
- 設定の考え方・運用方針を解説
※この設定で原資50万円、約12ヶ月運用してきて、+10万円の利益が出ていますので悪くない設定だと思いますm(__)m
先にトラリピのことをもっと知りたい方は、【損失あり】トラリピのメリット・デメリットをレビュー | 設定&実績公開で、最新の実績も含めて解説していますのでご覧ください。

今回は運用しているトラリピの設定とその考え方を紹介します。
タップできる目次
トラリピ:NZドル/米ドル(NZD/USD)設定
通貨ペアは、NZドル米ドル(NZD/USD)で運用中です。
▼現在の設定

運用資金:50万円
通貨ペア:NZドル/米ドル(NZD/USD)
- 買いトラリピ範囲:0.6~0.7ドル
- 売りトラリピ範囲:0.7~0.8ドル
- トラップ値幅:0.001ドル
- 0.1万通貨(1000通貨)
- 決済トレールあり・0.8ドル以上の利益
- ストップロス(損切り)設定:なし
以下でなぜこの通貨ペア、レンジにしているか説明します。
トラリピ:設定の考え方
設定自体はカンタンですが、この設定で運用した理由を解説します。
設定の考え方(通貨ペア)の選び方
- 中心値:過去5〜10年のチャートを確認
- 資金量:なるべく価格が安い通貨
- 投資先をわけてリスクヘッジ
こんな考え方で設定をしています。
中心値:過去5〜10年のチャートを確認
まず過去10年チャートを確認して中心値を設定します。(安値・高値の中心)
中心値より、上は売り、下は買いと設定するためです。
この考え方はトラリピのハーフ&ハーフの考え方に基づいています。トラリピのハーフ&ハーフとは?証拠金を抑えるで詳しく解説していますので、気になる方はぜひご覧ください。

▼NZドル/円

この10年では、下限0.50ドル、上限0.9ドルで中心値は0.70ドル付近です。
資金量:なるべく安い価格の通貨を選ぶ
単純に価格の安い通貨を選ぶことで、必要証拠金(資金量)が少なくて済みます。
つまり、価格の高い通貨よりも価格の安い通貨の方が、同じ資金量でも多くの本数を持つことができます。
- NZドル/円:75円
(参考)
- 米ドル/円:111円
- カナダドル/円:82円
必要証拠金が少ないほど、資金管理もしやすいのでこの辺は要確認ですね。
(参考)スワップ
スワップはそこまで重要視していないのですが、引かれるよりはもらえた方がいいですよね。
リピート系のFX自動売買は基本的には長期運用推奨なので、どうせならプラススワップを選びたいところ。
※とはいえ、NZD/USDは売りで0、買いでマイナスです。まあそこまで気にしてないです。
▼スワップポイント一覧

今回の設定の運用方針
つづいて、今回運用する豪ドル/円の運用方針としては以下のことを考えています。
- 運用期間:長期(基本的にやめない)
- 想定レンジ:0.6〜0.8ドルの0.2ドル幅
- トラップ値幅:0.001ドル
- 決済トレール:あり
- ストップロス設定:なし
運用期間:長期
FX自動売買で推奨されている長期運用をします。基本やめません。
想定レンジ:0.6〜0.8ドルの20円幅
先ほどのチャートを確認すると、ここ10年では0.5〜0.9ドルのレンジをつくっていますが、直近を5年を見ると0.6〜0.8ドルのレンジとなっています。
なので、直近5年を意識したレンジにしかけています。レンジは狭いですね。
※なお、レンジから外れた場合は仕掛けるレンジを広げる予定です。その頃には確定利益が増えているという想定のもとですね。(もし利益が積み重なってなかったら追加するかもです)
トラップ値幅:0.001ドル
トラップ値幅は0.001ドルです。
本数多めですね。とはいえレンジ幅が0.2ドル幅なのでこのトラップ値幅でもとりあえずはOKという判断です。
※厳密に言うと、他にも通貨ペアを運用していて、トータルの証拠金は110万円となっています。
なので、個人的は運用環境で言うとそこまでリスクは高くないと思っています。
また、もしものときに余剰資金を確保しています。基本的に絶対にロスカットさせない。
決済トレール:あり
決済トレールがあるからトラリピを使っているようなものです。笑
もちろん、ありですね。大きく相場が動いたときには力を発揮し、利益を最大化してくれます。
決済トレールは、【利益最大化】トラリピで決済トレールを設定する理由をまとめてみたで解説していますのであわせてご覧ください。

ストップロス設定:なし
トラリピの勝ちパターンとしては、2つ。
トラリピの勝ちパターン
- 狭いレンジで損切り設定を早めに入れる
- レンジを広くとってどこまでも耐えていく
で、今回は2つ目のレンジを広くとって耐えていく方針で運用していますので、ストップロス設定はしません。
>>絶対に失敗しない!トラリピで勝てない理由は3つ。その対策も解説する

ということで、この設定で運用しています!
運用実績は毎週報告していきますね。
(参考:2018年8月)暴落のときの対応

今回の下落の要因は、ニュージーランド中央銀行が今までよりも1年長く19年〜20年ころまで金利を据え置くことを表明したからのようです。
さらに利上げの可能性も示しており、その表明によって価格が下落しました。
2016年の3月以来の安値となっています。
▼週足チャート

NZドル何で下落してるの?
って人が多いようなので、解説しておくと、
NZの中央銀行が「19年~20年ごろまで金利を据え置くことを予想する」
という声明を出したからですね。
別に事件とかではなく、金利がしばらく上がらないと聞いた投資家から売りが入ったみたいですね(^-^ゞ pic.twitter.com/cMR75WCn4g
— 鈴@2018年9月セミリタイア予定 (@semiritaia_suzu) 2018年8月9日
含み損は増えましたが、ロスカットレベルではありませんでした。
この下落で証拠金維持率は1,000%前後から500%まで落ちていますが、現状の設定と証拠金では特に問題はなさそうです。
▼新規注文

チャート上で表すと以下のような感じです。
▼新規注文(チャート上)

チャート上で見るとわかりやすいですね。下落にあわせて新規注文が次々と約定しました。
今後の対策
今回の下落について、ぶっちゃけ今後の対応は特にありません…!放置です。
設定した想定レンジは0.6ドルまで見ているのでまだまだってところです。
むしろ今まであまりポジションを持っていなかったので、ここから価格がリバってくれれば注文が利確されて大きく資産増やせるなという感じですね。
ただし、今後も下落が続くなら追加入金の検討はします。ロスカットだけは避けたいので…!
特に直近で始めた方は、この下落で含み損が大きくなることに恐怖を覚えるかも知れませんが、トラリピでは性質上仕方ないことだと思っています。
今は下落トレンドですが、いつかはレンジ相場が来ると思うのでそこでトラリピの本領発揮ですね!
このポジションが利確されれば大きく資産が増えてくるはずです。
ということで、今は特に何もしません!
まとめ:NZドル米ドル(NZD/USD)の設定

今回は、現在運用中のNZドル米ドル(NZD/USD)の設定とその考え方を解説しました。
ぼくの考えがすべてではないですが、こういったことを考えて設定してるんだと参考にしていただければと。
トラリピは一度設定をしてしまえばあとは自動で運用OK。
この記事を読んで興味をもった方は今が始めるチャンスですよ。
今回は運用開始したトラリピの設定とその考え方を紹介します。
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