トラストレンディング(エーアイトラスト)事件まとめ!遅延・元本毀損一覧とこれまでの経緯

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トラストレンディングってなにか事件があったの!?詳しく教えて!
のがたか
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まとめます!

どうも!30代運用男子!!のがたかです。

本記事の内容:

  • トラストレンディングの事件とは?
  • エーアイトラスト社の企業情報
  • 今の運用・支払状況
  • 今後の展開について

ソーシャルレンディングはほったらかしで投資ができるため人気があります。

しかし、運営会社の中には本来の目的から逸脱したことに資金をあてるという悪質なケースも確認されているのです……。

今回お話をするトラストレンディングは、2019年3月に行政処分を受け、同年8月にソーシャルレンディングに必要な資格の廃業届を提出。

9月現在では完全に停止しています。

ソーシャルレンディングそのものが比較的新しいサービスであるため、様々なことが起こりえます。

詳しく見ていきましょう!

トラストレンディング:事件の経緯

ことの発端は、新東名高速道路の工事を国土交通省とNEXCO中日本が発注したことから始まります。

それをゼネコンの清水建設→元請負会社の建設会社が受注しました。

トラストレンディングは工事費用として資金をつのり、建設業者に貸付。

最終的には元請負会社から入る工事代金でトラストレンディングへ返済し、出資者たちにお金が戻ってくるはずでした。

出資者たちには清水建設が受注した公共事業であり、元本割れのリスクも少ない安全な投資先と説明。

ところが、証券取引等監視委員会の勧告では「そのような工事はありません」とのこと。

そして、

工事が存在しないのだから、集めた資金を工事に使うっておかしいよね?

と指摘したのです。

ソーシャルレンディングの性質上、投資先の情報はかなり制限をされています。投資家が細部まで知ることはできません。

しかし、存在しない工事のために資金を募る行為は虚偽の説明です。

ほかにも公共事業コンサルのファンドと燃料卸売ファンドで同様の指摘があり、2019年3月に第二種金融商品取引業の登録は取り消されました。

この問題になったファンドを紹介したのは取締役だった元財務省のY氏です。

出資者分だけで15億円の流出になりました。

取締役からの紹介とはいえ、投資事業が存在しないのに資金を集められることがおかしいですね。

管理がずさんとかいうレベルではありません。

一連に関わった者たちすべてががグルと考える方がしっくりきます。

現在の元本毀損額・遅延件数(2019年9月現在)

行政処分を受けた今でも、50億円以上を運用しています。

しかし、その中には虚偽ファンドも含まれ、状況が厳しいことに変わりはありません。

運用中金額5,173,514,689円
出資者人数3,263人

 

ファンド名事業の実在性出資金額運用状況遅延状況
債権買取ファンド約4億円運用中遅延中
船舶艤装品ファンド約5億円運用中遅延中
大型船舶建造ファンド約5億円運用中遅延中
燃料卸売ファンド約5億円運用中遅延中
大型重機ファンド約1億円運用中遅延中
IoT実証検証ファンド約3億円運用中遅延中
※実証実験は行われているが、大手企業との提携は虚偽
高速道路ファンド×約16億円支払停止中虚偽のファンド元請負会社から資金回収をすすめている
除染事業ファンド×約6億円支払停止中資金返還、遅延損害金請求中※追加担保の不動産売却について状況報告を要求中
公共事業コンサルファンド×約3億円支払停止中資金返還、遅延損害金請求中※追加担保の不動産売却について状況報告を要求中

9つのファンドのうち3つが虚偽、1つが確証の無い売上を掲げていました。

大型船舶ファンドなどは建造がすすんでいて、運用中といえば運用中ですが、肝心の支払は遅延中です。

 

これまでの状況・今後の展開

トラストレンディングを運営していたエーアイトラストの会社情報は以下の通りです。

商標名トラストレンディング
運営会社エーアイトラスト株式会社
所在地東京都港区芝浦4丁目12番39号
代表者代表取締役 松本卓也
設 立2005年6月
資本金100,000,000円
事業内容
金融コンサルティング業務
M&Aアドバイザリー業務
ファイナンシャルアドバイザリー業務
企業再生支援事業
金融関連ソフトウェア開発業務
金融事務受託業務
電話番号03-6271-9080(代表)
サービス開始2016年11月
主要案件公共事業など

ソーシャルレンディングは出資者を守る仕組みがあるとはいえ、元本割れ等のリスクがないとは言えず、

できる限りリスクが少ない事業へ投資したいと考えるのが常。その結果、公共事業や立地がとびきりいい不動産などに集中しますよね。

トラストレンディングが取り扱っているファンドはまさにそれでした。

2015年11月からトラスレンディングはサービスを開始、2016年で年間募集額は約12億5千万円、2017年で約17億円。

しかし、2018年に年間募集額が50億円以上に上がったのです。

同年に問題のY氏が取締役に就任しています。

このY氏という人物は投資家たちの間では危険人物となっており、過去に昭和ゴムの巨額資金流失に関与していると言われているのです。

松本代表取締役とあわせて、本人の画像はありません。

裁判にも出廷していません。

2018年12月関東財務局から1ヶ月間の業務停止命令を受け、2019年3月同局から第二種金融商品取引業の登録取り消し処分。

取締役への資金流失も発覚しました。

今後の展開…投資金を取り返せるかは微妙t

民事での裁判は決していますが、詐欺事件にも関わらず刑事訴訟はしていません。

出資者たちのお金だけでなく、トラストファンディングのお金もだまし取られているにも関わらずです。

元請会社、Y氏、トラストファンディングすべてがグルならば、投資した元本が戻る事は期待できません。

とくに高速道路工事ファンドの資金は使途不明で返金は期待薄。

現在はあおい法律事務所と訴訟プラットフォームenjin(えんじん)にて集団訴訟を募集しています。

しかし、どの程度取り戻せるのかは疑問です。

 

現在は停止中

毎月分配型を売りにしていたトラストファンディングですが、2019年9月度の分配金の支払はすべて停止しています。

虚偽のファンドだけでなく、すべてのファンドにてです。

すでに事業に必要な資格が取り消されているため、ソーシャルレンディング事業としては機能していません。

一応、分配はされているものの激減中とのこと。

一体いつまでかかるんでしょうか…。

 

まとめ:トラストレンディングの事件

誰でもかんたんに投資ができるのが魅力のソーシャルレンディング。

しかし、トラストレンディング以外にも何社か問題が起こっているのが現状です。

出資者を守るルールにはなっていますが、トラストレンディングのように出資者以外がグルになっているようなケースでは防ぎようがありませんね。

ソーシャルレンディングに出資をする際には、信用たる会社かどうかを見極めたいですね。

 

おすすめソーシャルレンディング会社を紹介

本記事では、危険なソーシャルレンディング会社、トラストレンディングを紹介しました。

下記記事では一定の安心感があるおすすめのソーシャルレンディング会社を紹介しています。

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