ウェルスナビに取材に行ってきましたのでその内容を共有します。
ウェルスナビを始めた理由から、ウェルスナビを運用するとどんなメリットがあるのか?どんな人に運用してもらいたのか?じっくりお聞きしました。
ウェルスナビに取材にきました!!
おもしろい話聞けたので、後日記事にします!(自分もめっちゃ勉強になりました👌) pic.twitter.com/bxxuNQVmhE— のがたか★投資ブロガー (@noggylog) August 21, 2019
これから運用してもらった方も、今運用中の方にも知っておいて欲しい情報が満載ですので、ぜひご覧くださいね!
※ウェルスナビの最新実績と詳細は、ウェルスナビ(Wealthnavi)の実績・評判で解説していますのであわせてご覧ください。

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ウェルスナビにインタビュー!
今回は、ウェルスナビ株式会社の牛山執行役員と吉江リサーチャーにお話を伺いしました。
▼お話を伺った方

左が牛山さん、右が吉江さん。
牛山執行役員:プロフィール(公式サイトから引用)
最先端の金融工学の恩恵を誰でも享受できるようにしたいという想いから、2015年12月にウェルスナビに参画。
WealthNaviの提供するウェルス・マネジメントの核(コア)となる、中立的で客観的な金融アルゴリズムの開発をリードしている。
ウェルスナビ参画以前には、三菱UFJ信託銀行で個人向けの資産運用アドバイスなどを担当した後、野村證券にてグローバルな投資戦略の開発などを行う。
京都大学大学院情報学研究科で金融工学を専攻。
吉江さん:プロフィール
DIAM(現:アセットマネジメントOne、資産運用会社)で約10年間ファンド・マネジャー業務に従事。
その後、UBS(世界最大手のスイス系プライベートバンク)で、富裕層向けの投資一任勘定の運用を担当。
一貫して資産運用を専門とするキャリアを歩むなかで、世界水準の資産運用を「働く世代」にという理念に共感し、2018年11月にウェルスナビに入社。
ウェルスナビを始めた理由やその想い

CEO柴山の個人の経験※から始まったのがウェルスナビです。
アメリカで「長期・積立・分散」の資産運用を若い頃から続けた柴山の妻の両親の資産は、日本にいる自分の両親の資産と10倍の差があったそうです。
柴山の親世代の日本人にとって、給与は銀行預金に寝かせておくもので、一部を資産運用に充てるというのは、決して身近な方法ではありませんでした。
「働く世代の誰もが、安心して資産づくりを任せられる存在へ」との想いから、「長期・積立・分散」の資産運用を全自動でお任せできる「WealthNavi(ウェルスナビ)」を一般向けにリリースしました。
個人の方に「最適な資産運用サービスを提供していきたい」とCEO柴山をはじめ初期メンバーが集まって2016年にサービスを始めました。
※詳しくは、ウェルスナビの創業ヒストリーをご覧ください。当時の想いやどんな理由で始めたかがわかります。
ウェルスナビに投資することでユーザーのメリット

資産運用に関する手間・時間から解放されることです。すべてお任せできますので。
例えば家族がいる方だったら家族の時間や趣味の時間など、他のことにエネルギーと時間を使うことができる、これが最大のポイントです。
あまり理解されていない部分がありますが、資産運用にかける時間を削減できるというのはかなりメリットに感じます。
WealthNavi(ウェルスナビ)にお任せいただければ、ノーベル賞理論に基づいた効率的な分散投資ができます。さらに6つの質問に答えるだけで始められるはじめやすさ、機能(リバランスなど)が充実しています。
任せていただくからには非常にレベルの高い資産運用を提供しています。それがメリットですね。
どのように運用したらいい?いつまで保有したらいいの?
答えになって無いかもしれないんですが、ずっと持っててください。
ーーーーーーーずっと……ですか?
というのは、私たちが提唱している「長期・積立・分散」資産運用は10年、20年持ち続けることによって、最終的にリターンを狙いましょうというものになります。
普通、投資っていうと「安く買って高く売る」という値動きで利益を出す方法がイメージされる方もいるとは思いますが、これはいわゆる短期売買。
ウェルスナビの「世界中に分散投資をして、世界の経済成長からあがってくる利益を取り込みましょう」という投資スタイルは短期売買とは違います。
短期的な株価の上げ下げに一喜一憂せず、長い目で資産運用に取り組んでいただきたいです。
繰り返しになりますが…ずっと持っててください。それが一番です。
必要な時にぜひお金をつかってください。
お金を使うときは絶対に出てきますので、何か大きなイベントがあったときは使う分だけを出金し、再び淡々と資産を蓄えていくことをおすすめします。
つまり、
「ウェルスナビでずっと積立投資をしつつ、必要になった時に出金する。出金した後は、再び積立をし続ける」
この運用方法が最適解ということでした。
▼イメージ

※画像では退職後となっていますが、大きなイベント時にはぜひ使ってくださいとのこと。
漠然と運用している方も多い中でこのような考え方を持って運用するといいですよね。
※こういう考え方をもって運用しないと、突然の暴落で不安になって大損失のまま解約してしまったりと合理的ではない行動に陥りがちです。
ウェルスナビを運用する上では、しっかりとした利用方法(考え方)を持って運用したいですね。
損失リスクとその対策

リスク資産に投資するので、元本保証ではないということです。
ただし、リスクを取ることでリターンを期待することができるのが投資の世界の原則です。
短期的にはマイナスになることはあるものの、その上げ下げがあるからこそ、銀行預金に置いておくよりも高いリターンが期待できるということになります。
ーーーーーーーリスクに対しての対策などはありますか?
ウェルスナビに預けておくこと自体がリスクを管理した資産運用ができるという意味でリスク軽減になると思います。
ご自身の投資を全体で見た時にどのくらいのリスクがあるのか?というのを把握するのはなかなか難しい。
ウェルスナビならリスク許容度を診断させていただいた上で、とったリスクに対してもっとも期待リターンが高く取れそうな組み合わせを提供しています。
ある意味、ウェルスナビを利用することでリスク管理ができているということが言えます。
個人の方と我々プロとの大きな違いは、リスクがわかっているかどうか、対応できるかどうか。
投資ではどうしても結果だけを見てしまいがちです。例えば今なら米国株がいいと言われていますが、リーマンショック前なら欧州株がよかった時期もありますし、これから何がいいかは誰にもわからない。
最近の結果だけを見て判断するのではなく、世界全体に分散投資することが大切だと考えています。
リスク許容度ってぶっちゃけどれがいいの?

悩まずに無料診断をして投資してください!
無料診断の質問、年齢・収入・運用の目的、20%下落したら?など投資に対する態度がありますよね。この質問でリスク許容度を診断するようになっています。
自分でリスク許容度を把握するのは非常に難しい。
なので質問に答えていただいた結果が現在のリスク許容度となりますので、まずはそこを答えていただければと思います。
人はどうしてもリターンを求めがちになっちゃいますしね。
なのでリスク許容度5がいいじゃないかと思ってしまいますが、やっぱりそこは無料診断の結果がその人にとってのベストな答えということでした。
無料診断の結果って本当?
将来予想のお話ですね。やはり、資産運用を始める前は具体的なイメージが持ちにくいんですよね。
リスク許容度・最初の資金・積立額・運用期間・目標金額から達成確率を試算していますが、将来のものになるので目安として考えていただきたいです。
将来の予想なので仮定の計算にはなるんですが、20年、30年続けた結果、確率的にどうなるのかを確認してもらえたらなと。
目先の短期ではなく長いスパンで資産運用のイメージを持って頂きたいというのが将来シミュレーションの目的となっています。
当たり前ですが、確実になるわけではありません!(すみません、自分もわかっていながら聞きました。笑)
ただ、こういうイメージを持って資産運用をすることが大事って話ですね。
先ほども言いましたが、ただ漠然と運用するのではなく、自分の考えとイメージをもって運用するとよりいいですよね。
手数料1%の理由
(吉江さん、めちゃくちゃわかりやすく説明していただきました。)
手数料は重要なファクターです。1%は高いとよく言われていますが、1%の中身をみて欲しいなと思っています。
手数料1%とは、現金を除いた預かり残高に対して年1%となっていて他に手数料をいただくことはありません。
例えば、ETFの取引手数料、為替手数料も含まれていますし、為替については仲値で取引しているので売る人と買う人の乖離はありません。
1%の数字を見ると高いと思ってしまうことがあると思いますが、その辺も含まれていることをぜひ知っていただきたいと思っています。
また機能面でも全自動で高いレベルのものをご提供しており、資産運用に関する手間暇から解放されるメリットは大きいと考えています。このようなメリットなども踏まえて、ご判断いただければと思います。
今後の見通しですが、ウェルスナビの方針でもあるように資産運用のインフラを目指してサービスを展開しています。
インフラと考えると誰でも安いコストで利用できるのが理想的な姿。
なので、現時点では手数料1%となっていますが、将来的にはその時点でのベストな形を提供したい、柔軟に対応をしていきたいと考えていきたいです。
個人的には、初心者の方にとってそもそも海外ETFの買付、その前に為替交換、さらにリバランスなどを考えると、全然許容範囲だと思っています。
ぶっちゃけ、それが高いと思っていて自分でどうにかできるなら自分で運用すればいいわけなので…。
ウェルスナビはどんな方に運用してもらいたい?
どんな方でもぜひ運用してください。笑
自分だけでは資産運用をする知識やスキルがないという初心者の方や、能力があっても時間がないから運用できない忙しい方、他にもっと時間を使いたい方、
あとは、投資が好きであっても、コア運用※となる老後の資産づくりなどは我々に任せていただいて、短期売買は自分でやるという使い方でも全然OKです。
本当にどんな方でも使っていただけると思っています。
ーーーーーーー逆に、どんな方には運用する必要がないですか?
そうですね。笑
運用して欲しい方の裏返しですね。
知識も経験も十分、時間にも余裕があって、すべての資産運用を自分でやりたい!という方は運用する必要はないかもしれません。
私も大学を卒業してから相場の世界にいて、相場が大好きなので日々のニュースや相場の上げ下げは趣味として見ています。
どなたでも使うことができるサービスというわけですね…!
個人的には特に初心者の方に使って欲しいと思っていますが、例えばトレーダーの方にとってもじっくり積み立てるコア運用としては「アリ」ですね。
※コア運用

一般的に、投資をしたことがない人が思い浮かべるのは短期で大きなリターンを生むものを想像します。
ですが、それらはコア・サテライト投資戦略の中でサテライトと呼ばれるものになります。
- コア投資:中長期の安定した投資。老後の資金など
- サテライト投資:短期売買など。余剰資金でリターンを狙う等
この中で、ウェルスナビはコア運用部分を担っています。
なので、短期売買が好きな方でもじっくりと積み立てるコア運用(ウェルスナビ)を運用する理由は十分にあります。
機能面について:DeTAX・NISA
資産運用をする中で税金は重要なファクターです。特に長期間の運用では大事です。
DeTAX機能は基本的には課税タイミングを将来へ繰り延べ、今運用している運用元本を減らさないというのが目的です。
これを20年、30年と積み重ねることで複利の効果によって差が出てくるものと考えられます。
コスト削減効果……というわけではなく、長期的な運用の複利効果を最大化するという機能ということです。
NISAへの対応は?
残念ながら、現時点では対応予定はありませんが、資産運用において非課税のメリットは大きいため、税制優遇制度の動向については注視していく考えです。
つみたてNISAは、そもそも投資信託の運用を目的としたものなので現時点ではどのロボアドバイザーサービスも対応していません。
もし、ロボアドバイザーサービスにも適用範囲が広がったらウェルスナビも対応してくれるはずなので、期待して待ちましょう。
ウェルスナビをこれからはじめる方へメッセージ!

資産運用をしなきゃいけない・やりたいと思っているけどスキル・知識が足りない、時間がない、さらに始めた後も本当にこれでよかったのか?と自信がない方など、資産運用でお悩みの方が30代運用男子!!をご覧になってるんじゃないかなと思っています。
ウェルスナビはスマホ1つで誰でも簡単に世界レベルの資産運用ができるサービスなんですということを1番お伝えしたいですね。
資産運用を安心して任せていただけるサービスになっていますので、ぜひ使って欲しいです。
ウェルスナビは、本当に手軽に資産運用をはじめることができます。
ぼくも実際に投資をしていますが、
「これほど簡単に資産運用ができるのか!」
と驚いたのを覚えています。
その後の運用も完全に任せっぱなし。淡々と積み立てるのみです。
個人的にもおすすめできるサービスなので興味のある方はぜひ投資してみることを推奨です!
まとめ:ウェルスナビに取材!

ウェルスナビに取材&インタビューをお送りしました。
実際にインタビューをして、
「すべての人、どんな方にも運用可能で長期スパンでの投資におすすめ」
そんなメッセージを受け取りました。
ウェルスナビの牛山執行役員、吉江リサーチャーをはじめとした皆様、貴重なお話ありがとうございました!
(実はここに掲載しているインタビュー終了後もいろいろお話を聞かせていただき、なんと1時間近くも経過していました。笑)
本当にありがとうございました!
ウェルスナビの登録は無料です。これからの資産形成の入口にぜひ使ってみてください。
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